オンライン授業特設ホームページ💻ができました!
2020.05.19
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この[ 取手聖徳女子中高💻オンライン授業特設ホームページ ]は,オンライン授業導入に至るまで,そして,オンライン授業の実践例,それに関するトラブルシューティングなどの情報を共有するため,聖徳大学附属取手聖徳女子中学校・高等学校の教員有志によって制作されたものです。
本校では新型コロナウイルス感染症対策の休業期間が始まった3月から,いち早くリモート授業(オンライン授業)を実施してきました。コロナ禍の最中に挙行した卒業証書授与式では,出席できなかった在校生向けに,教職員の手でリモート配信(生中継)を行いました。
4月14日からは週6日,6時間(土曜は4時間)の通常通りの時間割でリモート(オンライン)授業を始め,全教科,常勤・非常勤にかかわらず,全教員がリモートで授業を行なっています。
多くの教員が,自宅から授業を配信しています。実技教科も音楽科も,ビデオ通話でレッスンを行なっています。今も職員室にはほとんど誰もいません。このような事態でも,生徒の学びに空白の時間が生まれないように,各教員が,普段以上の準備をして授業をしています。
本校は茨城の片田舎の学校ではありますが,2017年よりTeamsを全校生徒・全教職員が活用し,全国で10校のMicrosoft schoolに認定されています。生徒の出欠連絡も教職員の動静入力も,すでに電子化しました。
今回の長引く臨時休業に際しては,早々にオンライン授業の準備を開始し,生徒の登校はそれぞれの学年半日の1回のみで,全てTeamsやZoomを活用し,授業を続けています。職員会議もオンラインのビデオ会議で行うなど,積極的にICTを活用した教育を展開してきました。
もちろん,「これで完璧」だと思っているわけではありません。
日々,「より良いオンライン授業とは」「より良い教育をいかに提供できるか」を模索中です。しかし,本校には,低コストでオンライン授業導入へと漕ぎ着けた経緯があります。また,3月から一部授業で実施,そして4月14日からは全教科で実施しており,トラブルシューティングの蓄積も多少あります。そこで,オンライン授業をどの様に実現したか,また,各教科がどの様なツールを活用して,授業を実践しているかということについて,情報発信していくこととしました。
普段の時間割通り,6時間授業(土曜は4時間)を行うことに,賛否両論あるのも重々承知です。本校でも,長時間に及ぶ職員会議で様々な角度から多くの意見が出されました。この議論についても,公開していければと考えています。
今,必要なのは,各学校の取り組み,そして教育現場が直面している問題についての情報を共有することだと考えています。
したがって,このHPでは,「低予算で導入できるオンライン授業の実践」の一例として,本校の取り組みを日本中の先生方とシェアすることを目的として,情報を提供していきます。
ぜひ,ご意見や「もっとこんなやり方もあるよ!」というアイディアをお持ちの方は,お問い合わせフォームよりご意見をお寄せいただければ幸いに存じます。このHPに投稿して差し支えなければ,その旨も添えていただければご紹介させていただきます。
この危機によって教育の機会を奪われ,不利益を被る子供たちが少しでも減るよう,また,日々試行錯誤されていらっしゃる教員の方々の参考になるよう尽力して参りたいと思います。
どうぞご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。