助産師が伝える「いのちの授業」🌸第29期卒業生 根本芳帆さんによる講演会
2024.12.04
令和6年12月3日(火)、現役の助産師として働く卒業生をお招きし、全校生徒対象の講演会を開催しました。助産師が伝える「いのちの授業」 『私って…すごい! 当たり前の幸せ。』です。講師は、第29期卒業生 根本芳帆さんが務めてくださいました。
大学病院の産科・母子センターで助産師として働く根本さんは、NICU(新生児集中治療室)に勤務されたご経験もある方です。
根本さんは豊富な写真や動画を交えたPowerPointを使って、NICUと周産期医療の現場でのご経験をお話してくださいました。生徒たちは人間がこの世に誕生することの素晴らしさを感じ取ったことと思います。
また、ご自身が助産師になるまでについてもお話してくださいました。身近な先輩の経験談は、多くの生徒の心に響いたことと思います。ご講演終了後の質疑応答では、多くの生徒たちから質問があり、一つひとつ丁寧にお答えいただきました。
お忙しい中、綿密に準備をして臨んでくださった根本さん、ありがとうございました。
振り返りのFormsに寄せられた生徒たちの感想をご紹介します。
* 生まれたばかりの小さな命でもすごく重みがあるように感じました。自分の中に記憶としては残っていないけれど、生まれる前からたくさんの人に助けられて今生きていられているということをすごく感じたので、今ある命を大切に生きていこうと思いました。
* 私たちは何気なく日常を過ごしていて、生活していると嫌なこともあるが、生まれてきたことの奇跡、ということを考えると考えを改めて生活したいなと感じた。また、大学入学が決まった今、さらに人生選択をすることが増えると思うが、将来の選択肢を増やせるよう日々の生活を頑張りたい。
* 今回助産師さんのお話を聞いて、私が生まれてきたのも奇跡で周りの人間や他人でも尊い奇跡な存在だと感じてもっと大事に生きようと思いました。また、未成熟児を助けるとても素敵なお仕事だと改めて知ることが出来ました貴重なお話ありがとうございました。
* とても貴重なお話、ありがとうございました。10人に1人がNICUに入られると聞いて、とてもビックリしました。また、助産師は病院の中で唯一「おめでとうございます」と言える仕事だと聞いた時、素晴らしい職業だなと感じました。私は、助産師という夢では無いですが、たくさんの人に助けられて生きてこられた、この限りある命を大切に過ごしていきたいと思います。
* 私は、看護師を目指しているのですが今回の講演会を通じて改めて医療系の職業の命を預かる責任感の重さ、そして患者さんの笑顔によるやりがいを感じることができました。ありがとうございました。