本校では，開校以来，全校生徒・教職員が一堂に会しての「会食」を実施してきました。４時間目の授業が終わると，生徒たちは大きな「食堂（〝じきどう〟と呼んでいます）」に集まってきます。成長期の女子に配慮したバランスの取れたメニューは，聖徳大学の栄養学教室の先生方が考えくださっています。

美味しく楽しい「会食」ですが，新型コロナウイルス感染症対策のため，ここ２週間程は〝特別なかたち〟で実施してきました。

まず，６月第２週は「お弁当会食」。普段は有田焼の食器でいただいている「会食」が，お弁当の容器に詰められて供されました。食事場所もいつもの〝食堂〟ではなく〝教室〟でした。配膳と多くの生徒たちが一か所に集まるリスクを回避するためです。

そして，今週は「レーン会食」。普段の「会食」では各列の端にある配膳台で，生徒たちが自らの手で盛り付けますが，今週は厨房の方々と４時間目に授業がない先生方が，盛り付けや料理の受け渡しをしました。

食事の場所は「食堂」になりましたが，学年毎に時間をずらしたり，間隔をとって着席したり，工夫をしての食事になりました。

マスクに加えフェイスシールドを着用して配膳に当たる厨房の方々と教職員に，生徒たちは「ありがとうございます！」と笑顔で声をかけてくれます。

来週からは平常の形に戻す予定です。引き続き，感染予防に努めつつ，楽しく美味しい「会食」を楽しみにしたいと思います。