セイタカアワダチソウ
校長ブログ 2020.11.05
先日、茨城新聞を読んでいて知ったのですが、長年目の敵にしてきた「セイタカアワダチソウ」は花粉症の原因ではなく、薬草にもなる良草だったのです。本当に長い間誤解をしており申し訳ありませんでした。この場をお借りしてお詫びいたします。
花粉症の原因となるのは「ブタクサ」で、私は「ブタクサ」=「セイタカアワダチソウ」だと思い込んでいて区別がつきませんでした。ブタクサは風媒花、セイタカアワダチソウは虫媒花の植物で、セイタカアワダチソウの花粉は重くて風で飛ぶことはないそうです。
見分けるためには、葉っぱを見れば一目瞭然で、笹の葉のような形状がセイタカアワダチソウで、ブタクサの葉はヨモギのようなギザギザでヒラヒラした感じです。
どちらも外来種の植物で、生命力の強い多年草ですのでよく見かけることになります。これからはセイタカアワダチソウを「今までごめんね」という優しい気持ちで観察していこうと思います。
こういった思い込みによる勘違いはまだまだありそうです。注意しなくてはいけません。