ブック・レビュー,掲示しました
後藤 彩子 2021.02.04
5年生は今,週に2回,図書館で朝のSHRを行っています。
生徒たちが,気軽に本を手に取ってくれる機会を増やしたいからです。
また,女性キャリアでは,「ブック・トーク」と称して,本を題材にした語り合いの授業を展開しています。
廊下には「ブック・レビュー」を掲示しました。
「本を読んで,要約や感想を書き,掲示する」という教育活動は良くありますが,
今回のレビューの “ミソ” は,
「自分が読んだ本についてのレビューを書く」のではなく,
「友人が読んだ本について,他者がインタビューしてレビューを書く」という点です。
こうすることによって対話を促進し,対話によって一人では気が付かない「気づき」を得てほしいとの狙いからです。
さらに,掲示したブック・レビューを見て,
「自分もこの本を読んでみたい」といった意欲につながること,
「友人たちがどのような本を読んでいるのか」
「どのようなジャンルに興味を持っているのか」
「自分の興味関心と同じ,または近い友人はいないか」などの気づきや
共通点を見出した友人と自発的な対話が喚起されることを願っています。