卓595 妙なクセ
水越 卓治 2021.02.19
月曜(2/15)に降った大雨のおかげで、
白茶けていた学校周囲の乾田は、
いささかの潤いを感じる色合いに。*
■
( 2021/2/19 13:35 富士山方向 )
( 2021/2/16 8:22 牛久大仏方向 )
下唇に裂け目の入りそうな乾いた寒風もさほど吹かなくなり、
ひとけのないところで、何か歌を口ずさんでいそうな
プチ陽気が取り戻されつつあり…。
普通に好きな歌を口ずさむまでならよいとして、
じつはその際の自分には、妙なクセがありまして。
曲調が合う場合にだけですが、
勝手に、
「チャーンカ、チャンチャンチャンチャン」
というフレーズを合いの手の如く挟みこんで、
上機嫌で口ずさんでしまっていることでしょうか。
音階(階名)で表すと、
「ソーソ、ソファミ♭レ」でしょうか。
たとえばです。
( 2020/12/22 16:08 取手市 東 某ホームセンター駐車場 )
( これまで夕方の『家路』をこの場所で耳にすることが何度かありました~。)
(追記: じつは夕方5時とかに取手市に流れてるのは『夕焼け小焼け』でした。)
『家路』(ドボルザーク『新世界から』)
が夕方の市内の防災放送に流れ響くと、
その小節が終わるごとに、
「チャーンカ、チャンチャンチャンチャン」
と口ずさんでいる自分がいたりします。
しかも、『家路』の出だしが、豆腐屋のラッパの旋律と
だいたい同じであるのは置いておきまして…。
「チャーンカ、チャンチャンチャンチャン」
を挟み込みやすい歌は、このほかにも、
『赤い靴』 (童謡)
**あかいくつー はーいてたー おーんなーのこー
**チャーンカ、チャンチャンチャンチャン…
『青い山脈』 (唄:藤山一郎)
**わーかくあかるい うたごえにー
**なだれはきーえる はなもさくー
あーおーいーさんみゃーくー ゆきわれざーくーらー
**チャーンカ、チャンチャンチャンチャン…
『高校三年生』 (唄:舟木一夫)
**あーかーいー ゆうーひがー
**こうしゃをそめー てぇー
**チャーンカ、チャンチャンチャンチャン…
『虹いろの瞳』 (唄:新井薫子)
**なつをまちきれなくーてー
**こいをまちきれなくーてー ふーふー
**こーこーまでーきーたーのーよー
**チャーンカ、チャンチャンチャンチャン…
『東京音頭』 (音頭)
**おどーり おーどる なーらーあ ちょいと
**とーきょう おーんーどー
**チャーンカ、チャンチャンチャンチャン…(よーいよーい)
『月月火水木金金』 (軍歌)
**あーさーだー よーあけーだー
**うっしおーの いーぶーきー
**チャーンカ、チャンチャンチャンチャン…
『さよならエレジー』(唄:菅田将暉)
**あいが
**ぼくにかみついて はなさないというけれど
**さみしさのかたちは かわらないみたいで
**チャーンカ、チャンチャンチャンチャン
など、
小節のおしまいが伸ばされ気味な曲が大概該当します。
この妙なクセのルーツはと言いますと、
『演歌チャンチャカチャン』(唄:平野雅昭(1977))
だったと記憶しています。
こちらも、ご説明するまでもなく、小節間に、
「チャーンカ、チャンチャンチャンチャン」
が無駄なく挟み込まれている旋律です。
ちなみに、自分の出身中高の校歌はどうなのか確かめると、
第一校歌の方が該当していました。
聖徳学園歌を検証してみましたが、
チャンチャカチャンを挟み込める余裕などは、
ありそうでいてほとんどこれはありませんでした。
あったらあったでそれは、「学園歌チャンチャカチャン」だとか
おちょくられてしまったりすると、
聖域に抵触する話題であろととられかねないのかもなどと、
余分な乾いた心配だけがただただ放出するばかりな中で…、
*
( 2012/2/19 17:12 音楽科・酒井先生が机上配付したばかりの『蛍の光』『仰げばとうとし』 )
このシーズンが近づいてきています。
今年度は、各人の独唱をヘッドホン付きマイクで録音した
音声データを合唱として合成処理し、それを、
卒業証書授与式の圧巻、「送別の歌」「謝恩の歌」の段
にて流すという計画とのことであります。
36期生たちの「いざさらば」が、始まっているのですね。
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P.S.
今週は、車で聴いているラジオの交通情報のBGMが、
1988~2004年に流れていた懐かしいバージョンに。
Chick Coreaさんが作ってくださっていたんですね。
復刻バージョンは2/21までですか。
聴いていてなんとなく、20~30歳代の頃に戻れました…。
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