桜満開の校舎🌸じ~んとしました😢
張替 起子 2021.03.05
昨日、卒業証書授与式が無事終了しました。コロナ禍で縮小を余儀なくされた卒業式ですが、いろんな人の想いがいっぱい詰まっていて、じ~んとする場面がたくさんありました。
その一つは、式典での生徒代表の言葉です。在校生代表の送辞も卒業生代表の答辞も、式典の時短のために文字数を限定してのスタートでした。「伝えたい思い」「伝えねばならない言葉」は溢れているのに、それをそぎ落としてそぎ落として、原稿が完成するまでに大変苦労をしたことと思います。不本意ながら削り落とした言葉の中にも、〝たくさんの想い〟が込められていました。
そして一番の「じ~ん」は。卒業証書授与式の前日の退勤時に見た光景でした。
この日は午前中に式の予行と「聖朋会(同窓会)入会式」が実施されていました。在校生たちは自宅学習、卒業生たちも午前中で下校した後の人影少ない校舎に、黙々と装飾の作業をしている生徒たちの姿がありました。
「HPで紹介してもいい?」と聞くと、「卒業式が終ってからだったらいいです。サプライズだから……。」とのことでした。学年末考査で忙しい中、「卒業生を送る会」で上映した動画の作成だけでなく、校内装飾もコツコツと準備を進めていたそうです。
その姿にもじ~んとしましたが、車に乗って帰り際に見た校舎に、またまたじ~ん! 車を止めて写真を撮り、暫し動くことができませんでした。
翌日の卒業生たちの動線で、桜満開になっていました。
在校生たちは卒業証書授与式には列席できませんでしたが、その思いが溢れる校舎の夕景を見て、温かく大きな「和」を感じた出来事でした。