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「カナヘビ」と「ヤモリ」

湯澤 義文 2021.09.13

「ツクツクボウシ」がこの夏最後とばかりに鳴いている中、草むらからは秋の虫たちの声が聞こえてきます。どこからともなく「金木犀」の香りが流れ、職員玄関に向かっていると、芝生の中から顔を出した「カナヘビ」を見つけました。まだ生まれて間もない様子で、手のひらに乗せると、最初は戸惑っていましたが、すぐに慣れた様子で逃げようともしません。しばらく私の手のひらで遊んだ後、芝生に戻してあげました。大きくなれよ!

私の田舎ではカナヘビのことを「カナチョロ」と呼んでいました。ちょろちょろ動くので「カナチョロ」と呼んでいたのだと思いますが、「ヘビ」よりも「チョロ」のほうが愛嬌があっていい名前だと思うのですが。

 

同じ日の夕方、退勤しようと事務室のほうに歩いていくと、天井に張り付いている「ヤモリ」を発見、これまた生まれたばかりのようで、本当にかわいい子でした。

天井の写真なのでピントがあまくて、申し訳ありません。