試演会を開催しました。
大田 萌子 2021.10.11
5年に一度(今回は新型コロナウイルスの影響で1年延期され、6年ぶりの開催となりました)開催される、ショパン国際ピアノコンクールが、ショパンの育った街、ワルシャワで行われています。
ピアノ界のオリンピックとも言うべき大イベント、ショパンの曲だけを演奏するというある種特殊なコンクールですが(大体のコンクールは、バッハやベートーヴェンなどからの課題曲が含まれます)
だからこそ、5年間、ショパンにかけてきた熱い演奏が目白押しでどの演奏を聴いても胸を打たれます。一人の演奏時間が1次予選から30分なので、聴くと結構疲れてしまうのですが、ついつい夜中遅くまで聴いてしまって、最近毎日寝不足気味です。
ちなみにこちらのリンクから全ての演奏を聴くことができます↓
https://youtube.com/c/chopininstitute
さて、そんな熱演が行われている東欧から遠く離れた本校でも明日、音楽科の実技試験が行われます。
本来9月に行う予定でしたが、新型コロナ第5派の影響によるオンライン授業期間と重なってしまい、1か月以上の延期となってしまいました。
中々気持ちの持っていき方が難しかったと思いますが、明日は思いっきり演奏して欲しいと思います。
今日はその試験に先立ち、私の門下生で試験前最後の試演会を行いました。普段お互いの演奏を聴くことが少ないので、ある意味試験より緊張したかもしれませんが、皆真剣に演奏を聴き、また真剣に演奏していました。また度々このような試演会を行っていきたいと思います。
明日の皆さんの熱演を楽しみにしています♪