秋深まる…
国語 2021.10.29
10月も終わろうとしています。
聖徳祭の準備やなんだかんだと日々の生活に追われているうちに、学校の周りの木々はすっかり秋の装いになっていました。
銀杏の葉っぱが、黄色くなり始めました。
この銀杏の黄葉は実に素晴らしく、緑の芝生が一面金色に染まる光景はそれこそ圧巻。
空の青。銀杏の黄。どちらもこの色でなければだめなんだ…と思わせるような景色が今年ももうすぐ見られそうです。
ほら、画面の中央に赤とんぼが止まっているのが分かりますか?
そういえば、校舎からはこんな風景も…
赤蜻蛉 筑波に雲も なかりけり
たしか、正岡子規が初めて詠んだ写生句だったと記憶しています。日本語史上においても大切な作品なんだそうです。
ああ、今日はちょっと風は強いけれど、ガラス窓を閉めれば寒くもなくいい日です…
東京根岸の子規庵のガラス窓を通して草花を見ていた子規がちょっとだけうらやましいような午後です…