第34期・35期卒業生の皆様へ~お祝いメッセージ裏話~
細津 由紀子 2022.02.19
第34期・35期の皆さん、教職員からの「お祝いメッセージ」は皆さんのもとに届きましたか?
ここでは、お祝いメッセージ集を作るに至った裏話をちょっとだけ。
ちょうどオミクロン株が日本にも入ってきて今後爆発的に増えるかも・・・でも、茨城県での感染者はずっと0が続いていた12月13日。その日の会議で、「成人を祝う会の実施をどうするか」という議題があがりました。
「残念だけど、今年も中止にするしかないのではないか」というのが最初の提案。
しかし、「コロナが収まっている現在の状況で中止という決定を下すのは時期尚早ではないか。やる前提で動き、コロナが増えて難しいとなった時に中止にしてほしい。」と34期・35期の当時の学年主任が主張。
結果、その通りに動いてくれることになりました。
12月末に卒業生宛にお知らせハガキを出していただき、卒業生からは、続々とお返事メールが届きました。
返信第1号は34期の卒業生。
「成人を祝う会が延期になり、残念に思っていたため、今回開催して頂けることをとても嬉しく思っております。参加させて頂きますのでどうぞ宜しくお願い致します。同級生や教職員の方々とお会いできることを楽しみにしています。」
卒業生の嬉しいコメントに、この頃はまだ「やることにして良かった!」と思っていました。
それが、年明けからあれよあれよという間に一気に感染者が増え、中止にせざるを得ない状況に…。
「こんなことなら最初から中止にしていた方がよかったのかも。」
「期待させておいて中止にした方が残酷なのかも。」
あの時の判断を後悔しました。
「中止」の連絡後、卒業生からも「何とか実施できないのか」という電話をもらい、更に申し訳ない気持ちが募ります。
そこで、酒井先生と相談して「おめでとうメッセージ集」をつくることにしたのです。
先生方も撮影に快く協力してくれて、37名の先生方のコメントが集まりました。
学校に来たら校舎の中も見たいかな~と思い、校舎内外の写真も入れて作ってみたらなんと43分の超大作に!
卒業生の皆に懐かしんでもらえたら幸いです。
今回、せっかくの会が中止になってしまって残念だったけど、それがなければこのメッセージ集は作られませんでした。会を開催していたら37名もの先生方の顔を見ることはできなかったと思います。
これはこれでよかったのかも。今はそう思っています。
最後に、メッセージを寄せてくださった先生方、本当にありがとうございました。