卓668 大いなる休息へ
水越 卓治 2022.07.15
梅雨明けとはいえ、恵みの雨が。
( 2022/7/15 13:43 北東方向。このころ、6年生(高三)たちが「面接練習が始まる!!」と、緊迫感丸出しでした。 )
東アジアの最東端(諸説あります)も、
ことしは災禍に襲われることなく、
のびゆく稲穂は日々青めいています。
今週は、時間をかけて採点を済ませた試験答案の返却と、
夏休み中の課題のノウハウなどを高テンションで伝えるほか、
16日・土曜の保護者会日に向けての第4学年だより編集や、
募集イベントや、部活(ボランティア部)関連の諸準備で、
時間はピュイーンと過ぎました。
4月からの3か月半を振り返って実感するのは、
生徒各人が、教科の授業や学年の活動などを通して、
自身の新たなネットワークを、ゼロから多彩に構築してきた
ことでしょうか。それは、納豆の糸に喩えたいほどです。
今年度は4年(高一)・5年(高二)のALLを
授業で受け持たせていただいていますが、
ひとりひとりの歩みや軌道修正に際して、
関係する先生方と連携しながら、余裕をもって
指導にあたることができたような実感があります。
抽象的な振り返りはここまでにしまして、
やはり楽しく過ごせたのは、5月の体育祭と、
6月の宿泊学習・SCC@南房総に尽きます。
また、地味な時間ではありますが、
昼休みと5時間目の間にある毎日の10分間の掃除の時間も、
7名の高1~3生の温和な仕事っぷりにもいつも癒されます。
宿泊学習・SCC(SEITOKU Challenge Camp)に撮った写真で
事後にあまり注目されないもの、といえば、初日の移動時の
ものでしょうか。そのあとの思い出が濃すぎる分、ありがち。
( 2022/6/2 10:23 )
これは、学校を出て100分後の、館山自動車道・市原SA、
到着寸前の画なのですが、じつはこのとき私自身は、
膀胱が破裂するんじゃないかと思うほどに尿意がマックスで、
数十分間におよぶ忍耐タイムの終結確実に、ひたすら安堵。
( 9:45 市川の、京葉ジャンクションを外環道・外回りから京葉道路・下りに移ってちょっとの景。 )
尿意を催し始めたのはこの辺りから。ちなみに出身地付近。
学校で7:30頃に用足しののち、バス乗車集合の保安指導に
8:40まで当りましたが、ここでWCしておくべきでした。
バス移動の引率自体が、4~5年ぶりだったことに加え、
利尿効果のあるお薬とか毎朝服用するようになっていたりと、
自身におきていた環境変化に、あまり目を配っていなかった
ものと省みます。
( 2022/6/2 10:42 市原SA出発前のバス内点呼。手前は4A担任・長嶋先生と4学年主任・櫻田先生。生徒は配られた軽食をとっており。 )
しかし、日々の体調との向き合い方としては、
わたしの上述の例などはまことに稚拙かつ些細であり、
授業その他に見る生徒のみなさんの場合を鑑みますと、
全国的にこの学齢は、日々是決戦なのではと映ります。
それゆえ、卒業証書授与式で皆勤賞を授かる生徒は
ご家族のお力添えもありますが、まさに超人です。
わたし自身、中高の卒業式で、6か年精勤賞など
頂戴しましたが、男子の場合と女子の場合とで、
皆勤や精勤の重量は、確実に数倍はちがうでしょう。
それゆえ、そうした差異の配慮がはたして共学校では
徹底しきれているのか否かが、時折気になるところです。
( 2022/6/2 13:31 )
そんなSCC初日のお昼ごはんは、
マザー牧場(富津市)でいただいたカツカレーでした。
こちらは、宿泊地での夕食時。
( 2022/6/2 18:49 )
アクリル板などの食事における感染対策は、
そのあとの宿泊地(鴨川シーワールドホテル)においても
十分に徹底されていました。
たのしさと良好な体調は、常時護られていてほしいと
祈るばかりです。
■
P.S.
大いなる休息前といえば、川並芳純統括校長による
「どうぞ、自分を、たいせつにしてください。」
の語りかけが定番であります。
たいせつにしてください。
以上になります。