皆既月食🌕と天王星食とワクチン接種と💉
張替 起子 2022.11.11
前庭のロータリーの銀杏は黄金色に染まり、落葉も始まりました。「晩秋」から「初冬」へと、季節は着実に歩みを進めています。
取手聖徳女子中高には、欅(けやき)や銀杏(いちょう)・花水木・ヤマボウシ・サクラ等、この時期に葉を落とす樹木がたくさん植えられています。夏には葉を茂らせ、冬には葉を落とす落葉樹。夏の灼熱の日差しを遮る木陰や、暖かな晩秋の陽光はありがたいものですが、葉っぱの始末は大仕事です。
毎朝、ブロアーをかけて落ち葉を吹き飛ばしてくださったり、落ちた葉っぱを集めて片づけてくださったり……。目立たぬところで支えてくださる方々のお陰で〝錦秋〟を楽しんでおります。
さて、11月8日(火)の夜は、442年ぶり〝歴史的な〟天体ショー〟を楽しむことができました。「皆既月食」と「天王星食」が同時に起こるという大イベント!
実はこの日の午後、新型コロナウイルスのワクチンを接種したため、接種部の痛みと倦怠感と熱っぽいさを抱えていたのですが、〝世紀の天体ショー〟を見たくて、何度も庭に出て、東の空を見上げました。さすがに肉眼では、「天王星食」は観測できませんでしたが……。後から、テレビのニュース映像やインターネットで見ることができました。
「天下統一を目前にした織田信長も見上げたかもしれない……。」と思うと、不思議な気持ちになりました。現代では、月食のメカニズムなども解明され、「次に皆既月食と惑星食が同時に起こるのは322年後」等と計算もされています。442年前は何もわからず、当時の人たちは赤銅色の月を見上げて、何か不吉なことが起こるのではと、不安な気持ちになったのではと思いを巡らせました。
さて、今回のワクチンは、オミクロン株(BA.4-5)と従来株に対応した2価ワクチンを接種しました。この後、インフルエンザの予防接種もする予定です。
毎回高熱を出す等の副反応もあり、不安がないわけではありませんが、生徒たち、特に、受験を控えた生徒たちと接するので、感染予防はできる限りしていかのばと考えています。生徒たちが元気に入試に臨むことができること、そして、年明けの本校の入試を恙なく終えること。少しずつ〝日常〟を取り戻しつつも、気を抜かずに過ごしたいと思っています。
「立待月」の今朝の月も、なかなか美しかったです。明日は「第2回 入試説明会」です。例年より多くの受験生の皆さんから申し込みがあり、とてもうれしく感じています。受験生の皆さん、お気をつけてご来校ください。
↓↓↓ 最後に、今日、出張で伺った「聖徳大学」のキャンパスの秋です。