卓688 山の向こうは…
水越 卓治 2022.12.02
学校からは筑波山がほぼ毎日見えますが…、
( ↑↓ 2022/2/18 13:43 だいぶ前ですが、双峰が薄く雪をかぶっていた日です。)
*
富士山など、ほかの方向の遠景と比べ、
なぜかあまり写真に撮ることがありません。
「山のあなたの空遠く」
(カール・ブッセ、上田敏 訳)
の一節を想いつつ、
筑波山の向こうはどんな地なのか…。
「地理院地図」の計測機能を使って、
本校・筑波山間の直線の延長線を探ってみるとしましょう。
起点は1号棟の中央階段付近に設定しまして。
( ↑ 線を引き終わった後のものなので、距離が809kmとか出ちゃってますが…。)
直線は、谷田部インター、つくばインターを越えて、
筑波山の双峰の間を越えた直線は、
栃木県の東部を経て、白河の関を越え、
山形市を越え、秋田県大館市を越え、
函館市を越え、羊蹄山を越え、
小樽市で日本海に到達していました。
小樽の市街地から西へ10kmほど離れた、蘭島という所です。
ちなみに、現在、小樽市付近は…、
tenki.jp の雨雲レーダーで確かめると、
日本海の対馬海流から発生した雪雲が並んでいます。
スマホの天気アプリでも、小樽は雪。
ちなみに取手市は7℃で「やや曇り」。
北海道開発局の国道カメラでも、
小樽市西部にある塩谷の現在は、
地面がうっすら雪化粧。
学校4階から臨む筑波山のはるか向こうには、
12月中旬から雪が積もる北東日本の各地が広がっていることが
だいたいわかった感じですね…。
( 2022/10/14 14:30 駐車場には、ロケバスやトラックの姿が。筑波山、ぼんやり。)
ぼんやりとしか見えていなくても、
あの山の向こうには、
白河、山形、函館、小樽の地が控えています。
確実ゆえ「知らんけど」を付け足さなくてもよさそうですね。
■
P.S.
きょうの正午で生徒諸君は期末考査から解放。
「先生終わりました~」って、
ダブルミーニングで交わしてきます。
午後は、きのう実施した担当科目の採点ですが、
これがまた、手ごわい時間でございまして、
自販機コーナーのパンで糖分投入する午後三時、
であります。
( 2022/12/2 15:03 滋味すら感じるメープルの甘味で脳内一帯プチ休憩。 )
以上になります。