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卓696 通じて得るもの

水越 卓治 2023.01.27

晩秋の午前中など、気温の低下を実感し始める時季ですと、

地理室に入ってくる生徒たちが開口一番で発する言葉が定番で
「寒い」「寒い」(随分前から暖房入れててもです)だったり
するものですから(駄作な冗談を飛ばしていなくてもです)、

「でもさぁ、1月下旬なんかの寒さなんかにくらべたらね、
きょうのなんかまだ、あったかいほーだよねぇ。」
だとか返したり、毎年しているのではありますが、

今まさにその1月下旬の寒さが例年以上の厳しさで訪れまして


( 2023/1/25(水)  7:33 4階から )


真北に聳える紫峰の勇姿も粉砂糖でもまぶされたかのような。


白い一品といえば、木曜の会食(給食)に出たのが、



( ▲ 油淋鶏、小松菜とじゃこの中華和え、白菜のミルクスープ(奶湯白菜)2023/1/26  12:45 )


( ▲ 2023/1/26  12:54  ちなみに校長先生の苦手な具材が若干露骨に見え隠れ…。  )

奶湯白菜は和風の汁椀でときどき出る中華メニューですが、
白菜の風味と鶏の出汁の緩いシチューといった感じで、
熱々で出てくると私の場合はお替り必至の一品です。

さて、授業。
グループ単位のプレゼンも、最近は発表後に別のグループを、
サイコロで指名して、質疑を義務付けるパターンでの展開。


( ▲ 2023/1/25  15:18,  5年C組 地理A 電子黒板でプレゼンの終わった班への質疑内容を相談している。)
( ▼ 15:22 質疑に対して回答中。)


知識の記憶量や、担当内容の説明をし終えることだけで
伸長する能力というものは現在はあまり期待されません。

一方的な入力や、一方的な出力によって得るものよりも、
協働しながらの出力や入力を通じて得るものの方が、
自分の能力をより豊かにすることを知り得ている生徒には、
この手の一連の活動において、抜かりがないように思います。

さて、思えば最上級生の卒業の日まで残すところあと5週。


( 2023/1/25  15:24  壇上での歌唱指導はもちろん、酒井あゆみ先生~。 )

木曜日は、久々に登校した6年生(高三)とともに全校集会。
この3年ほど全校合唱されることのなかった、
卒業証書授与式の要となる歌3曲の、斉唱練習が本格化。


( 2023/1/25  15:26、15:31 )

まだサイドに紅白幕こそ張られてませんでしたが、
それでもちょっぴりこみあげるものを感じてしまいまして。


( 2023/1/25  17:15 )

寒さはすぐにはやわらぎませんが、
あともうすこしで光の春が訪れます。



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