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卓508 お預かりをする現場

社会 2019.06.21

学校で6月の定番のひとつに、

教育実習生の実習期間というのがあります。

 

( 2019/6/21  12:28   近年、板書の重心は、教員側から生徒側へと移りつつあります。  )

 

体育祭(6/8)準備の週以来、

教科のみならず、割り当てられたホームルームにも向き合い、

最終ステップとなる授業実習・「研究授業」までの3週間。

 

( 社会科の実習生・Nさんは、これらの書にもあたった上で実習期間に臨み…  )

 

生徒にたずねてみると、

自分のクラスに教育実習生が就いたことが、3年連続ある、

という子もいれば、一度もなかった、という子もおり、さまざまです。

 

特に、あす6/22のような実習最終日に、

笑顔と涙いっぱいで実習生とお別れした、という経験を在学中3回した

という生徒もいれば、0回の生徒もおり…。 仕方のないところです

(私の場合は男子校でしたので、笑はあっても涙でお別れした記憶はさすがにありませんでしたが…。同質ではないということですね。)。

これには、過年度に出会った実習生の指導力の大きさを思います。

 

 

安心して指導をお願いできる、教育実習生の共通点。

言動や文面に、ご当人のもつ人権意識の確かさや成熟度が、

首尾一貫してみなぎっていること…、 かもしれません。

 

 

お預かりする貴重さに対する意識も、言動・文面に顕れます。

医療機関、運輸機関、建築、食品を生業とする人は…、人の生命を預かる職。

金融機関、法曹界、そして私共・教育現場に就く人は…、人の将来を預かる職。

…あくまでも、一例。

 

( 2019/6/20 1318  参院選公示の2週前、選挙違反防止のプレゼンを全校生徒に実施(お話は牧先生) )

 

職業観の画定期間は高校卒業までにはすでに終え、以後の数年間は、

幼小中高時代とは比べものにならない規模の、世界観と人生観の錬成錬磨に尽力し、

幸福感を創生できる、社会の一構成員として踏み出していければと、希います。