卓509 ピクトグラム化
水越 卓治 2019.06.28
梅雨の合間。 だんだんと田の色も濃くなってきました。
( 2019/6/26 14:35 )
期末テスト前・最後となる、5年(高二)A組理系・地理Aの時間は、課題の発表でした。
( 6/26 8:57 )
「 世界の農牧業地域区分・13種類(ホイットルセーによる分類)のうち、
2~3種類についてマーク(ピクトグラム)をデザインし、図案化した意図を説明してください。」
・・・人にきちんと知らせるために、マークに表現してらっしゃい、という課題です。
ピクトグラムというのは、非常口を示すマークや、オリンピックのスポーツ競技のマークのように、
言語を超えて、意味が理解・伝達されやすくデザインされた、絵の言葉というべきものです。
農牧業地域区分は、中学生時代にも、
「プランテーション」「酪農」「遊牧」「焼畑農業」 など、すでに何種類かを習ってきています。
作物・家畜、 自給的・商業的・企業的、 集約的・粗放的、 土地生産性・労働生産性、などなど、
農牧業がもつさまざまな指標をよくとらえていれば、
シンプルなのに特徴を最大限に織り込んだマークとなりえます。
( 6/26 9:32 )
プレゼン(表現・説明)することと、メンバーの説明を聞き取ることで、
概念の特性をさらにつかめているのなら、「暗記物」の誤解は早期に払拭できることでしょう。
何より、愉しんでつくってきていることと、楽しんで発表に参加している・・・、創造と協働が欠かせません。
来週火曜から期末考査。放課後、職員室の一角に勉強を教わりに来る生徒らの熱気も、日に日に高まっています。
( 2019/6/28 17:55 17:57 市役所型の通り道は、先生方の作問の関係で、しばらく放課後は通行止めに入ります。)
よい理解は、すべてが文面やしゃべりだけで表現されるとは限らない・・・。
出来のよしあしはさておいて、 ピクトグラムに意味を 内蔵・表現しようとする際に、
概念(事がら)の インプット・取捨選択・配置 を的確に行おうと思索することにより、
暗記などに追い込まれる場合のものとは質の異なる、
格段に滋味を伴った理解が得られるはずです。
久々に、お昼の会食のある風景です。
( 6/26 12:41 )
この日は、ご飯、味噌汁、野菜コロッケ、ししゃもフライ、ごぼうと蒸し鶏のサラダ、はちみつレモンゼリー、793kcal。
お味噌汁の具は、豆腐とチンゲン菜のようです。
コロッケとフライが熱々サクサクで、ソースのかけがいがありました。
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