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アメリカ語学研修7「ボニータ・ビスタ高校〜4日目」

後藤 彩子 2023.08.11

8月10日(木)、語学留学体験プログラム、4日目です。

留学体験プログラムもホームステイも、もうカウントダウン。
「あと2日で終わっちゃう、バディと別れたくない、学校を去りたくない」という生徒もいれば、バディやホストファミリーと、まだあまり積極的に自分から会話をすることができずにいる生徒もいる様です。

 

生徒たちが、バディーと合流し学校に入っていくのを見届けた後、私たちはエージェントさんにお願いしてサンディエゴ街中を案内してもらいました。
土曜日に行くであろう、ダウンタウンの様子も下見をさせてもらいました。
その様子は、土曜日のお楽しみということで…。

 

放課後には、これまたエージェントさんにリクエストしまして、いくつかのホームステイ先のお宅を、家庭訪問させてもらいました。(エージェントさんは、分刻みのスケジュールを作成し、私たちの要望に応えてくれました。)

 

さて、家庭訪問1件目は、2匹の犬がいて、お庭に噴水のあるお家。

2件目は、小さな犬1匹と2人の女の子がいる家。

3件目は、フィリピン系のファミリーで、男の子と女の子がいて、お庭にバーベキューコーナーがある家。


おじい様はフィリピンで獣医を、おばあ様は小学校の先生をしていたとか。
「あなた方は彼女らの先生なの?」と聞かれたので、「そうです」と答えると、嬉しそうに、「私も先生だったのよ!」と言って、ヴェリタス校の先生の手をずっと握っていました(笑)。

 

サンディエゴ、チュラビスタ地域のホストファミリーたちは、ホームステイの受け入れに慣れていて、とてもフレンドリーです。
初日も、緊張しているのは私たちの方で、ホストファミリーはとても自然体で接してくれました。

また、この地区にはアジア(日本、韓国、中国、フィリピンなど)からの留学生が非常に多く、私たちのホストファミリーも、最長で1年間のホームステイを受け入れたことがあるそうです。
(彼女は中国人で、高校生の時にホームステイに来ていて、一旦中国に帰った後、カリフォルニア大学に進学したそうです。)

マートには、インスタントのご飯やカップ麺、醤油や焼きそばソースが売っていました。
街を散策して帰ってきた私たちが、ホストマザーに「日本の食品が売ってたんだよ!」と興奮したように言うと、「日本人が多いからね」との返事でした。

「コリアンバーベキュー(韓国の焼肉店)」も見かけました。

そしてホストファミリーもさまざまなルーツを持つ方がいて、特に多いのがメキシコ系(私たちのホストファミリーもそうですが)。
生徒を受け入れてくれているホストファミリーの1人でもあり、毎朝生徒の出席をとってくれている、ホストファミリーの代表のような方は、イギリス系アメリカ人。イギリスとアメリカに、合計4つの家を持っているそうです(驚)。

 

ちなみに今、私たちの家には、家の主であるホストファザーもホストマザーもいません(笑)。

ファザーはお仕事、マザーはメキシコの実家に帰ってしまいました(笑笑)。(お父様は10年前にお亡くなりになって、90過ぎのお祖母様が1人で生活しているので、1ヶ月に1回は帰っているのだとか。)

私たちは今朝、家の鍵を渡され、「自分たちで鍵を開けて家に入ってね。入ったら鍵を閉めて、夜ご飯は作っておくから。」と…。

「いつ戻ってくるの?」と聞いたら、「月曜日」。
「え? 金曜日の私たちのご飯は?」
「ヒューゴ(ファザー)が作る。何が出るかは知らないけど」
「え?」
「大丈夫、ヒューゴは料理が上手なの。私はつい最近までサンディエゴでは大きな新聞社に勤めていたから、料理はよくヒューゴがやっていたのよ」と。

女性の働き方や男女の役割も、さすがアメリカです!!

 

エージェントの規約で、「留学生を、生徒たちだけで家に居させてはいけない」というルールがありますから、生徒たちのファミリーは大丈夫です。
しかし、エージェントとファミリーの間で、私たちの場合「大人だからいいよね」というやりとりがあったそうで、許可されていたのだとか。

でも逆に、私たちだけを家に残して出かけるなんて、訪問者をそんなに信用していいの? と思ってしまうくらいです。
まあ、我々も、リビングとキッチンとシャワールームと自室だけで大人しくしています(笑)。

 

明日は、ボニータ・ビスタ高校での留学体験、最終日です。
生徒たちにとって、有意義な1週間だったであろうことを祈っています。

See you !!