古着de ワクチン プログラムより
2023.11.01
10月14日・15日の聖徳祭期間に、「古着でワクチン」への取り組みを行いました。
福祉委員会の古着でワクチンチーム♬が中心となり、掲示物を作成したり、呼びかけを行ったりと準備を重ねてきました。聖徳祭当日を含む10日間あまりで、30キロの回収袋3つ分を回収することができました。さらに、専用回収キットを購入するために募金を行い、2日間で10226円を集めることができました。生徒の皆さんや保護者の皆様、そして聖徳祭への来校者の皆さまのご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。
この古着でワクチンは、衣類・カバン・靴などの不要品を、専用の回収キットを用いて送付することにより、途上国支援ができるというプロジェクトです。「人の役に立つことをしたい、けれど、具体的に何をしたらいいのか。」と自問自答してきた生徒たちが、このプロジェクトであれば、気軽に参加できる、周囲の生徒の賛同も得られやすいと考え、数年前から、文化祭期間を中心に取り組んできたものです。このプロジェクトを通して、古着は再利用され、1袋あたり20人の子供たちにポリオワクチンを提供することができ、途上国に雇用を生み出すことができます。
私たち一人ひとりの温かい思いが積み重なって、SDGsが掲げている「だれひとり取り残さない社会」の実現に、ほんの少しずつでも近づいていくことを願います。