卓736 温暖な時空
水越 卓治 2023.11.03
きょうは旗日(祝日)。
*
( 2023/11/3 16:00 取手市 井野台 )
*
幟にある左右逆の祝の字も、漢字文化圏でない方が見ると、
何かを表すピクトグラムに映るのかもしれません。
リレーか徒競走、とでもいったところでしょうか。
それにしても、半袖で歩ける日和。
( 2023/11/3 14:53 龍ケ崎市 中里 )
こちらのスーパーも店内に入ると冷房が利いておりました。
夜、気象庁が観測した今日の最高気温を見てみると、そこには、
本校至近の龍ケ崎と我孫子にて、「9月下旬並」とした上で、
「11月の観測史上最高」なる記録が叩き出されておりました。
*
(中略)
( 2023/11/3 気象庁 「(今日の)日最高気温一覧表」 )
過去の年も今時分、こんな陽気だったのか?
スマホに溜めてある以前の画像を遡ってみますと、
たしかに11月上旬は天気に恵まれてた様子が多そうで、
こちらは昨年。
*
( 2022/11/4 13:35 横須賀市 卓684 二か所の墓 )
按針塚を訪れた日でしたが、あまり寒くはなかった記憶が。
そしてこちらはおととし。
*
( 2021/11/2 8:25 )
学校の第1駐車場から、
はとバス2台がいずこかに向けて出発の。
*
( 2021/11/2 8:15 出発前の打ち合わせ場面。 )
*
この年の5年生(高2、38期生)の修学旅行の出発前の景でした。
37と38期生の高2秋の修学旅行の行先は、パンデミックにより
例年の九州北西部一周から変更せざるを得ませんでした。
ちなみに、九州北西部は日本国内でもとりわけ、古代以来、
近隣諸国や欧州などとの交流が史的にも濃厚だった一帯であり、
火山活動や熱帯低気圧・梅雨前線による被災頻度も高い一帯。
関東からかの地への距離は約1000キロ。でも、同じ日本国。
これが欧州だと1000kmは数か国をも跨いでしまうことが多々
あります(ロンドン・ローマ間を地図で見ると納得可能。)。
1000kmも離れれば、同じ国家の領土とはいえ、
自然や文化に見る等質性は決して一様ではありません。
*
( 2021/11/2 8:25 )
*
この年のこの時期は決して暖かでも寒くもなく、
…であったでしょうか。
その前の年(2020年)の栃木修学旅行団はたしか、
奥日光でかすかな降雪に見舞われたものと記憶。
日本海をゆく暖流・対馬海流からの立ち上る水分のおこぼれは、
山脈を超えて奥日光に雪をもたらすほどに冷却されていた、
3年前はそんな11月上旬だったのかと思い起こします。
話変わりまして、学校の方は、
今年6月に学校法人本部により、5年ほど前に発表された
「令和6年度以降募集停止」は取り下げられました(既報)。
「募集継続」「新コース設置」を発表して以降、
出願・入学を検討・志望する中3生の数が増加しています。
*
( 2023/10/29 9:36 入試説明会・2回目 会冒頭の校長挨拶 )
説明会では、本校の保護者の会(後援会)の皆様による、
相談コーナーの開設などの活動も好評を得ています。
*
( 2023/10/29 9:40 )
*
学校は、もちなおす。
要素・要因はさまざまにある中で、
説明会の雰囲気にも、
例年以上の温暖さを感じる次第です。
( 2023/10/29 10:49 図書室入口付近での「相談コーナー」開始前・待機の時間にて )
事実、本校の人的な雰囲気は「家族的」と言っていただける
「温暖さ」とでもいうのでしょうか。
「生徒・先生間の距離が近くていい」という声は確かに多め。
それは、長年の先輩諸氏のおかげにて、
確立されている実感も確実にあります。
*
( 2023/11/2 15:19 新旧生徒会(明和会)役員の交代 下手側(向かって左)が6年(高3)生。 )
*
冒頭での画の中に、バトンタッチにも見えてしまう祝の字に、
伝統継承の体温のようなものを感じる次第です。
*
*
■
*
『記事一覧』へのリンク
ARCHIVE*
*
P.S.
図書室入口、先月以降、新空間。
( 2023/10/29 10:01 )
以上になります。