卓738 November Steps Ⅱ
水越 卓治 2023.11.17
11月かぁ…とか思っていたら、
あっという間に過ぎ去られたる、半月と少々、これいかに。
七五三の千歳飴に込められたる思いと裏腹の
「思えばいと疾し。」の実感ひときわ。
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( 2023/11/17 10:12 今年のイチョウは全部黄葉するより前に散り始めるという珍奇な景を撮っておこうと思っていたら、あわれ、W低気圧の出現によりお流れの…。手前はもちろんケヤキ。)
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とはいえなぜか今月は、公私ともに出歩くことが
わりと多めであったのかとふりかえる…。
うち、3か所を駆け足で。
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まず、7日・火曜日。県内私学の研修会、水戸市内の高校へ。
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( 2023/11/7 15:28, 9:54, 11:48 )
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数年前などに比べ、
ICT環境下での探究的な学習指導の学校間較差は、
ほぼほぼ縮まった実感を得ることができました。
あとは、各学校の有する本来の教育方針の具現にみせるパフォ
ーマンスのありように注目が集まるところなのかもしれません。
11日・土曜。自分の母校(中・高)の部活のOB会へ。
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( 2023/11/11 13:00 土曜ゆえ放課直後の模様。昔の自分と無理矢理重ね合わせる景。 奥の鳥居は穴八幡。)
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在校生の姿は、40年前の自分の頃と
変わらぬ制服をまとっています。
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( 2023/11/11 15:33 講演内容の質疑に立つ現役高校生。 )
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12歳から75歳まで。
変わらぬ校地で同じ部活のともがらの集える景。
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( 2023/11/11 16:47 次の会場へ。校地の横は、近年、観光地のような景に。雀荘が通りから消えているのもやや衝撃。 )
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中高時代以来の、
横のみならず、縦のつながりを維持することもじつに貴重。
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( 2023/11/11 20:26 こちらは大学生以上で。何秒で私が見つかりましたか~、とか。 )
この日は所属した部活の縦のつながりにて、
パンデミック後初の会合となりました。
来春2月は、こちらもパンデミック後初となる、横のつながり
(同期会)が予定されており、SNSなど画面上だけの気遣い
ばかりだった時期にも区切りが付されることになります。
そして、14日・火曜日。
土浦市の隣町、阿見町へ。
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( 2023/11/14 13:15 )
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振替休日の日でしたが、亡母の他界からその数日前で15年。
ドイツの飛行船・ツェッペリン伯号が1929年にこの地に
飛来した際に、祖父(亡母の父)がこれを写真に残していた
ため、晩年の亡母はこの地を訪れたがっていたのですが、
その当時はこの地(阿見)にまだ一般市民が見学できる
施設がなく、他界から2年後に、この記念館ができまして。
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( 2023/11/14 14:19 手前に横たわるのは「回天」の実物大模型。 )
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館内が撮影可能であったなら、撮ることばかりに没頭して
しまっていたかもしれない、80年前の日本における教育の
ひとつの姿と、そこで育成された当時の青少年一名一名が
歩んだ生きる道を、己の印象に刻まんと欲する展示内容。
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( 2023/11/14 14:26 )
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
*******ほめてやらねば、人は動かじ。」をはじめ、
多くの格言が遺されるに至った80年前の乱世を思うとき、
散らざるを得なかった尊い命の重さをただただ感じます。
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P.S.
14日のおそめのお昼は、土浦市内で。
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( 2023/11/14 ↑↓ 15:15 福来軒さんにて )
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飛行船ツェッペリンにちなんだメンチ付きのカレーライス。
中華屋さんですので、添えられたスープも含めてだし味の深さ
をも堪能、メンチの中には刻まれたレンコンもひき肉に負けず
ジューシー感を出しておりました。
それよりも、茨城県のごはん屋さんで大概実感するのは、
生野菜の新鮮さでしょうか。メンチに敷かれたレタスが、
写真ではわからないほどたっぷりと控えており、朝獲れと
おぼしき食感のよさは名脇役と称えざるを得ない一品でした。
以上になります…。