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冬のオンライン交流

播磨 舞 2023.12.22

12月21日(木)、12月22日(金)の2日間で、グローバル教育推進委員会主催の「冬のオンライン交流」を行いました。

コロナ禍で海外に出て、活動ができなくなったのを機に始めたプログラムです。

コロナが落ち着いてきていますが、プログラムは継続しています。

12月21日のゲストスピーカーは、現在タイで日本人学校の小学校教員をしている杉村さん。

大学生のころから、世界各国を渡り歩いており、海外で働くチャンスを掴んで現在住んでいらっしゃいます。

小学校5年生を受け持たれており、オンラインも学校の勤務の合間に行ってくださったので、元気な小学生たちが顔を出してくれて、コミュニケーションを取る場面もありました。

杉村さんが済んでいるタイの南の方にある「シラチャ」という町は、日本人が多く住んでおり、日本の企業も多数ありました。そのため、日本人街があったり、おしゃれなカフェがあったりと、本当に日本っぽいところが多く見られました。年間を通して30度超えで暑いということで、12月の現在も半袖でした。

元々港町ということもあり、日本への貿易もしやすいということから、シラチャが日本人の多い町になったそう。

食べ物から文化、タイのクリスマス(普通にツリーやサンタのモニュメントあり)まで紹介していただきました。最後には、高校生に向けてメッセージまで用意してくださり、「気になっていることには挑戦して」と伝えてくれました。杉村さんご本人も、社会人になるまでやっていたスポーツや趣味が、海外に来てからコミュニケーションの橋渡しになっているとのことでした。

本日22日のゲストスピーカーは、数年前まで本校でALTとして働いていらっしゃったジャネット先生。

ご家庭の都合で、母国オーストラリアへ帰国し、今は学生さんのキャリアを支援する仕事をしていらっしゃいました。教師は好きだということで、数年後には教師として復帰したいと話してくれました。

今回、日本語も理解してくださるジャネット先生には、ほぼ英語でのオンラインをお願いしていました。分かりやすい英語で(流石です!)、先生の町パースを紹介してくださいました。生徒たちも自己紹介をお互いに英語でしたり、先生の質問に積極的に答えてくれたりと、楽しい時間を過ごすことができました。

オーストラリアでのクリスマスは、みんなのイメージ、「サーフィンに乗ったサンタさん」ですが、先生は一度も見たことがないこと。しかし、オーストラリアの人にとって、クリスマスは大切なので、盛大にお祝いをするという事。ただ、季節が逆なため、食べ物は冷たいシリーズが多いことなど、面白い話を聞くことができました。

また、パースには「ブラックスワン(黒い白鳥)」がおり、市のシンボルになっているということ。野生のカンガルーがうようよいる有名な公園や、美しいビーチやサンセットなど、写真もたくさん紹介してくださいました。

英語で話す機会が少ないですが、生徒たちも良い機会になったと思います。

ジャネット先生も、生徒たちに「英語を聞いたり話したりして、英語がんばって。」というメッセージをくださいました。

なかなか、たくさんの生徒が参加してくれるのが難しいですが、少しでも海外の文化や生活に興味を持つ機会になってくれたらと思います。

ゲストスピーカーの方々、本当にご協力ありがとうございました。