卓514 田の実
水越 卓治 2019.08.02
学校から東北東~東の眺めも、これまた田園。
( 2019/6/26 14:35 )
この写真の右方・奥あたりの田んぼから、
校舎の方を見てみますと、
( 2019/8/2 16:29 校舎から東へ800mほどの場所からの景。 )
立ち並ぶ稲の隙間から、
若い穂がわずかに顔をのぞかせ始めました。
( 8/2 16:29 )
1日前ですが、
8月1日の漢字表記、八月朔日、略して八朔(はっさく)は、
旧暦の8月1日のことですので、今年のカレンダーを見ると、
8月30日に 「旧八朔」 と記されています。
稲の実りや収穫を祝う日ということですから、
たしかに新暦の8月1日ではまだ早すぎますが、
この近辺では稲刈りが8月下旬辺りから。
関東では早い方ですが、「旧八朔」のタイミングが
この地域ではかなり現実味を帯びているかもしれません。
これにちなんで「八月朔日」や「八朔」を、
「ほづみ」とも読むことがあったり(苗字でもお見かけしたことがあります)、
この日に「田の実」と「頼み」を掛けて、贈り物をするという風習も、
ところどころに受け継がれていたりもするようです。
くわえて、いかに日本文化の底流に
駄洒落指向が潜んでいるかを
改めて思い知らされる一例でもあります。
話は変わりまして、夏休み中は会食(給食)がありませんから、
私たち教員のお昼ご飯は、当たり前ですが、手弁当です。
( 2019/7/22 12:20 スーパーで買ったばかりの激安弁当をまさに手にして昼出勤での日です。 )
きょう(8/2)は、オープンスクールⅡの前日で全員出勤日。
当初は手弁当の日の予定でしたが、なんと、
月曜日に手弁当不要の連絡が来ました。
前の週の、ある校内イベントが悪天候で「中止」となり、
そこで提供予定だった焼きそば用の蒸し麺が
大量に余ってしまったので、頼みで出された一品が・・・。
( 2019/8/2 12:06 )
( 顔出し許可をいただいておりませんので・・・ )
田の実りを祝うかのごとく、いただきました。
こちらは青海苔の緑をさらに深め、
百舌鳥・古市古墳群(もずふるいちこふんぐん)の
世界遺産登録(本年)の報を祝います。でも、
形を前方後円に整えるほどの余裕はありませんでした。
こちらは、私が家から持参してきた紅生姜と、
青海苔とともに共用で出てきた紅生姜とで、
赤色の濃さが異なっていることがわかる一枚。
そこへ、
「あ、紅しょうがの色の濃さが違っている。」
と、通りかかったT脇先生がコメント。
何気なく、「そうでしょ。」とか応えておりましたが、
よくよく考えたら、T脇先生には、
染まり具合の違いが、瞬時に目に止まる・・・。
納得です。
( 2019/8/2 12:46 )
ラストは、色とりどりのバンドでパックされた焼きそばが、
窓の外の暑さとは裏腹に卓上で涼しく光るところまで。
麺たちのたのみに快く応えて、午後の仕事を再開しました。
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