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卓764 天候安定しない中

水越 卓治 2024.05.17

5月の中旬は例年安定した天候に恵まれます。

( 2024/5/17  14:02 )


( 2024/5/17  14:03~09 4年B組 )



ですが、水~木曜の天候は崩れました。
木曜日、今年度第2回の、避難訓練。

今回の場合は、会食(全校給食)も解散し、昼休みに
入って10分経った後に、突如、一度目の激震に見舞われて、
そのあと、安全な避難先への移動を模擬体験するというもの。

( 1週前の2024/5/9  12:47 こちらはまだ食事前・配膳中の食堂の様子。4年B組付近。)

通常の自教室からの避難訓練とは異なります。

事後アンケート(回答率53.2%)によれば、
大きな揺れに遭った(とする)場所の回答は…、

自分のクラスにいた、が最多で42.1%、
会食をとっていた食堂にいた、が13.1%、
廊下が12.1%、
職員室が8.4%、
第2体育室(ダンス部生徒)が7.5%、
音楽関係の教室、廊下に面したちょっとしたスペースが各3.7%
(教職員回答分を除いて算出)。

雨の影響で、第2グラウンドではなく、
第2体育室への避難集合に。

( 2024/5/16  13:18 )

後半は、2011年の東日本大震災関連の記録を…。

( 13:27,13:28,13:31 )

 

震災当時は 3~5歳であった生徒の皆さんから事後に寄せられたコメントにつきましては、
土曜日の日中に書き足すことにいたします…。


**




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P.S. 生徒から寄せられたコメント(5/18 12:30  追記)

生徒には、
前半の避難訓練についてと、
後半のプレゼン(東日本大震災発生時の松戸校での避難活動の回顧)についてを答えてもらいました。

「早く避難することも大切だけど、① 避難先で誰が居て誰が居ないのかを身元確認することが何よりも大事だと改めて分かりました。
また、大地震が来た時にいつどんな時に余震が来るか分からないので、② 決して物を取りに帰るなどしてはならない
そのような話の中で、③ 命よりも大切なものはないから自分の命を自分で守ることを優先に考えないといけないと思いました!」
(高3・Mさん、校長先生のプレゼンに対して)

①についての反省として、高1のSさんはこう記しています。
「第2体育室(…今回の屋内避難先)で並ぶときに、休みの人を詰めて並んでしまった。そうすると、誰が居ないのかを把握するのに時間がかかってしまう。次からは休みの人は詰めずに並ぼうと思った。」

各クラス、避難訓練の隊形で並ぶようにしているので、何番の生徒がいないのかが即座にわかるようにしています。今回は特別にスクリーンに映写をしました。

②については、音楽科の生徒に楽器を取りに屋外から屋内へ戻ることを禁じたという話に呼応した生徒から、何件か記入が寄せられました。

「私は部活で楽器を使うため、楽器を今にでも崩れそうな校舎において逃げるのは怖いと思ったが、命には変えられないと分かった。」(高1普通科・Yさん)

「つい楽器とかが無事かどうか、外に持っていって自分で持っていたい気持ちはすごく理解できるし、自分ももし大地震がきて収まった時には『楽器を校舎から持ってきてもいいですか?』とたぶん聞いたと思うのですが、今日の校長先生の話を聞いて、何よりも命を優先することが大事なんだとすごく感じました。
なるべく大地震が起こらないことを願うけど、もし起こった時にはあせらずに自分の命をしっかり守れるように避難経路を確認したり、先生の指示をしっかり聞くようにしたいです。」(高3音楽科・Hさん)

③に関しては、新たな課題を各自で打ち立てたコメントも散見されました。

「いつくるか分からない災害が起こる前から避難経路などを知っておいた方が良いと思いました。自分が避難できたとしても迎えに車で帰れないことや人の親に連れて帰ってもらうことはできない事を知りました。家族で災害について話し合いたいと思いました。」(高1・Iさん)

また、本校の災害時の態勢について、
「もし、大きい地震が来た時に学校がどのような対応をするのか。どのような備えがあるのか。プレゼンと共に写真も見れて親が知りたがっていたので、伝えることができた。」(高3・Oさん)
と、帰宅後の時間帯の書き込みもありました。プレゼン画像のPDFを見ながらおうちの方にお話をしたようです。

緊急避難放送に向けてのコメントも幾件かありましたが、次のようなものもありました。
「今回は訓練だったため、放送の先生方落ち着いて話してくださいましたが、実際に起こったら放送が使えるかもわかりませんし、先生も冷静ではいられないのではないかと思いました。先生が冷静じゃないともっと私達もパニックになっちゃうなと考えました。」(高2・Aさん)

このことに関連して、13年前の3月11日に、ほんとうの緊急避難放送のマイクの前に座った方から、次のような記入がありました。

「13年前実際に携わったことがございますが、揺れているときは立っていられなかったので、あの内容を喋ることは難しいと思います。揺れているときはとにかく声が出なかった。」(事務室・Kさん)

Kさんは、24年前から事務室や中央監視室などで任に当たる事務職員の方です。
職員室でも、OA機器が滑り動くなどに教員が驚く状況の中、避難放送を全校に向けてアナウンスしたのです。

「直接的なものではございませんが、消防署へ訓練通知書を提出した際、消防署の方から避難訓練だけの部分訓練ではなく、通報訓練と消火訓練を盛り込んで、総合訓練化して欲しいとの要望がございました。」とも補足を加え、訓練のブラッシュアップとなる情報も寄せられました。

あまりまとまりませんが、
(会食の時間が来ましたので)
以上になります。