文字のチカラ
羽根田 修 2024.06.14
「文字のチカラ」
シリーズ・文字のチカラ。今回は「聖徳学園歌」を紹介します。
現在、この作品は本校の来賓玄関に展示され、来校された方々を迎えています。日本の伝統文化である「仮名」のちらし書きをモチーフに制作され、余白の白が際立つ、躍動感あふれる作品です。
作者は本校33期生の根本毬乃さん。(平成30年春卒業)根本さんは在学中、書道部に在籍。高2・3年次には茨城県代表として全国大会出場を果たしました。その後大東文化大学で書を専門的に学び、卒業後は都内の会社に勤務する傍ら、書の勉強を続け、読売書法展等全国規模の展覧会で活躍されています。
この作品は根本さんが、書に打ち込んだ高校生活の集大成として卒業式直前に書いたものです。コロナ禍以降、学園歌を歌う機会は激減しましたが、現在は日常を取り戻し、式典や集会で歌えるようになりました。
この作品を通して、再び学園歌を身近に感じてもらえたらうれしいですね。