• 学校案内
  • 学科・コース
  • 学校生活
  • 進路
  • 入試情報
menu close

卓779 地平線の彼方から

水越 卓治 2024.08.30

台風10号が今までにない低速度で日本列島を縦断開始。
断続的に大雨が。

( 2024/8/30  8:06 )


4階・地理部屋から見る東北東。

この時季、周囲の田では早稲の収穫が始まり、
この夏不足がちとなった、コメの需要に応えることかと。

(2024/8/30  8:11 きのうの日中などに刈っていたようでした。)


じつはこの画像のはるか彼方、
ズームアップすると、牛久大仏が見えまして…。

( 2024/8/30  8:12  )

でも、どういうわけか今日は立像というより、
塔のように見えます。

50mとか60mなどの風速にあおられたら大丈夫なのかと
心配になります。でも、現地で台座も含めて仰ぎ見れば、
倒れたり傾いたりするような立像ではなかろう

と思えるのですが、この距離で今日のような見え方ですと、
暴風で傾いてしまうのではとも思えてしまいます。

仮にそうなった際に、人呼んで「牛久斜塔」などと称しますと
市内にある名門ワイン醸造所と同じになってしまうので、
ここで書くだけにとどめておきたいと思います。

ここから牛久斜塔、ではなくすみません、
牛久大仏までの距離を、地理院地図で測りますと・・・、

( 地図的には牛久斜塔は、「森と泉に囲まれた~♪」な立地の可能性もありです。)


約14.3km。
ちなみに東京駅と羽田空港の直線距離を測ってみたら、
だいたいこれと同じくらいでした。
・・・「だから何。」な情報データですが…。

台風接近ということもあり、今日の校内は静か。

( 2024/8/30  8:14 )


大学受験対策(志望理由書作成など)で来ている高3生、
9/14の第30回東関東吹奏楽コンクール(横浜)に出場する
吹奏楽部生の姿をちらほらと見かけました。

いずれにも、大事な本番直前の息遣いを感じます。

昼過ぎで今日はお仕事を切り上げまして、
ときどき通る道から、校舎の方向を見てみました。

( 2024/8/30  13:21  取手市 岡と、寺田・茨株(右方の家数軒がある辺り)の中間付近。ちなみに茨株は難読地名・「ばらっかぶ」。)
( 茨の道ならぬ、茨株の道。)


たわわに稔った稲穂が台風通過後も無事でありますように。
上述の本番成功とともに、関東平野の地平線に祈ります。


蛇足もいいところですが、
この場所から校舎へは約1.5km。

東京駅から築地までと同じっくらいの、
こちらもまた「だから何。」な直線距離ですが…。

小字「茨株」は56年前の地形図までは表記されていましたが、
その後は残念ながら記されなくなりました。
小字名を載せていることが多いゼンリンの住宅地図すら、
大字の「寺田」までで、「茨株」は表記されていません。

( 左:「地理院地図」 2024年、 右:「今昔マップ」から1968年修正の1:25,000地形図 )
( 赤丸:撮影地点、矢印:校舎への方向と写真中に見える道路の向き。)
( 「地理院地図」の方に、小字っぽく記されている「寺田」を「茨株」とルビ付きで国土地理院が直すとよいのですが・・・。 )



今は取手市の広報で、年度当初に、地区ごとの市政協力員名の
一覧表が載った際だけ見かける地名となっています。

( ローマ字表記なら「BARAKKABU」「Barakkabu」。 …いけてます。)

大型台風の接近と、関東大震災101周年と、
防災に無関心ではいられない日々となりますが、
どうぞ諸々にご用心の上、お過ごしください。

学校は、例外なく毎年激動である第2学期を
本格的に迎えます。





『記事一覧』へのリンク
ARCHIVE



p.S.1
この夏、遠出を一家で予定しておりましたが、
台風7号様の通過によって、プランは潰えてしまいました。
気持ちにポッカリと穴が空くほどではなかったのですが…。

それでも学校へ出向きますと、
帰省先・ご出身地の銘菓や産品ですとか、
ご自宅で獲れた野菜や果実などをお会いした方々から
頂戴しまして、なんとなく気持ちがなごみました。

( 写真撮りそびれた… につきましてはスミマセン・・・。)

(フレッシュその1。イチジク。帰宅後、生食、コンポートで…。)

( フレッシュその2。福島の梨。福島盆地や浜通り・相双地区で獲れる瑞々しい稔りです。韓国冷麺に輪切りトッピングといくのもありです(と飽きずにそう思っております)。 )

( フレッシュその3.大葉(青じそ)とバジル。マンション育ちでもご立派な。真ん中の画像は、冷や汁に大葉を浮かべたもの。)


( 小京都 vs 小江戸・対決。加賀・金沢「YUKIZURI」と、武州・川越から。)




P.S.2

前号末尾の「よろしければ」から、
おたよりをいただきました。
ご紹介させてください~。



毎週ブログを読んでいます。
いつも水越先生らしさのある内容で、読んでいて楽しいです!笑
これからもずっとブログ読みます!

毎週金曜の夜は先生のブログ更新を娘と楽しみにしています!特に研鑽日の日帰り旅は素敵な時間の過ごし方をされていて憧れます!

元取手聖徳教員です。退職してから、土曜日は水越先生の投稿を読んで、今の取手聖徳の様子を見させていただいております。
おそらく生徒や教員の巣立った人達は、ブログでの先生方のお名前を拝見することで、母校への懐かしさをより一層感じているのでは?と思っております。

機会がありましたら、学校に伺い、ご挨拶したいところですが、なかなか難しく叶わずです。
今後も今の取手聖徳はもちろん、新旧の比較など、発信楽しみにしています。

お言葉をお寄せいただきまして、ありがとうございました。
拙稿の作成、ときどき切羽詰まっているときなど、
今回は手抜きというか簡単に終えちゃおうかな…などと
思うこともあったりもするのですが、
かつてお世話になった方からのお言葉も含め、
拙稿に注目をしていただいていることを伺いますと、
なかなか手を抜くわけにはまいらなくなってきました。

自分でも継続してきてよかったと思う点は、
前の土曜日からの1週間の仕事や私事をふりかえる中で、
事物の地平線を思いながら、画像や文面を構成していくうちに
「つまり僕は何を認識したのか・感じたのか」という思索を通
じて、個人ではなく、1職場におけるブログ作成という形で、
支え合い、救済し合って成立している自身の環境に対し、
物理的・経済的な度量衡を鑑みた上で、
感謝できるようになったこと…、でしょうか。

表現の仕方をある程度考えて構成にのぞむようにもなった実感
もありますが、今や世はSNS全盛期。
そんなのは全然珍しいことでもなんでもなくなりました。
でも、お目通しいただくことで、こちらの何かが伝わって、
気持ちが少しほぐれる感じになっていただけるようでしたら、
あともうちょっとだけ、続投させていただこうかななどと、
たくらんでいる次第です。
おつきあいありがとうございます。

以上になります。