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卓781 とってもオイシイデス Ⅱ

水越 卓治 2024.09.13

本校の会食(給食)の献立によく上がる中華スープに、
「中華風コーンスープ」があります。
以前は「粟米湯(シーミータン)」の表記でした。

写真を撮ると、肝心のとうもろこしはお椀の底に沈み切り、
溶き卵の中華スープにしか見えないあたりが難点でもあり…。

( 2022/11/9  12:49  和風の汁椀でいただくのは昔から変わりません。 )
(この日の献立は、鶏肉とピーマンの炒め物、彩り中華サラダ、鉄分ウエハース、とあります。)


先日、産地直送のとうもろこしで、
この、粟米湯を自宅で作ってみました。



平成バブルの頃の日曜昼前のTV番組で、
終始、「まぜる」、「焼く」、「盛りつける」などの
動詞だけで、分量とか材料とかほぼほぼ出さずに、

野外などで作ってる雰囲気を楽しむのが第一的な料理番組が
ありました(そのタイトルが思い出せません…)ので、
それ風にいってみたいと思います。それではまず…。

むく。

(その前に、薄皮一枚にしてから「チンする。」があるわけですが、撮ってないので省略。 )



そぐ。


( やや雑。)



煮る。






まぜる。


(  ほんとはこの間(かん)、中華だしの素、水溶き片栗粉、溶き卵、ラー油や胡椒を少々、などが投入されてます。 )


味を見る。






食べる。


( 本校の会食流に、和食の汁椀によそってみました。 )


では、食レポの方は、
2009年頃にやってた「シルシルミシル」なる番組で、
新卒AD(堀くん)が淡々と語ってた感じで記しますと…、
( 「卓006」 2009/9/25 もご参照。)


「その、お味は  !?」


「 糖度が高い嶽高原産のトウモロコシからしみでた風味と、
溶き卵が漂う水溶き片栗粉のとろみに沈んでしまうことの
なかったトウモロコシのビジュアルとが活かされていて、

とっても オイシイデス。」


白目むくほどの上等な風味にて、自画自賛。

いや、でもこれは材料がすべてでした。

糖度の高い野菜や穀物から、
良質な出汁(だし)が得られることも、いたく実感した次第。




『記事一覧』へのリンク
ARCHIVE

P.S.
先月の投稿で、
真冬の青森県・嶽(だけ)温泉を訪れた件を
掲載しましたが(卓777 2014/8/16 参照)


このとき真空パックでいただいた、
ご当地とうもろこし「嶽きみ」の収穫時期と旬が、
まもなく終わろうとしていたので、今月上旬に
こちらのお店のネットストアにて、
早朝収穫された「嶽きみ」をポチってみました。

2日後に届きまして、上掲の一品をこしらえました。

まだスーパーなどにも各地でとれたとうもろこしがありますの
で、またトライして、味比べしてみようかとも思っております。

以上になります。

p.S.2
上掲の平成バブル期の料理番組名、思い出しました。
「海ごはん 山ごはん」(フジテレビ)。
「笑っていいとも増刊号」のあとにやってました。

…以上になりますの、PART Ⅱです。