マイプロジェクト(卒業研究)発表会
後藤 彩子 2024.09.19
今日、聖徳プロジェクト「マイプロジェクト(卒業研究)フェーズⅡ」発表会がありました。
「女性キャリア(平成22年入学生~令和5年卒業生)」時代から卒業研究を課している取手聖徳ですが、
現在の3年生(令和4年入学生)から新カリキュラムとなり、2年生の2学期から「マイプロジェクト」が本格始動しました。
全体でのワークショップやグループ活動など、さまざまな活動形態で「課題設定」から。
そして3年生になると生徒7~8名に先生1人がサポーターとしてつきます。
さらに探究科目(古典探究・地理探究・日本史探究・世界史探究・理数探究)を選択している生徒は、その担当の先生のサポートも受けながら、
「情報収集(先行研究調査・予備調査/主として文献研究)」
「仮説・提案」
「調査・研究(文献調査・インタビュー・アンケート・観察や現地調査)」を経て
「考察」、そして「結論」へと進んでいきます。
今日はプレゼンテーション型研究発表の最終発表会。
今後は、2学期末をめどに「論文執筆」へと向かいます。
ここまでの研究発表を引っ提げて、聖徳大学内部推薦入試や他大学総合選抜型入試に挑む生徒も。
今日、私は、
「音楽教育における鑑賞授業の在り方」(音楽教育系を目指す音楽科の生徒)
「日本のがん検診受診率を上げるには」(看護系を目指す普通科特進クラスの生徒)
「すっきり起きるためには」(栄養系を目指す普通科進学クラスの生徒)
「これからの支援教育をどのようにしていくべきか」(教育系を目指す普通科進学クラスの生徒)
の4本を聴講しました。
(ほかにも魅力的なテーマがいっぱいあって・・・、
でも全部は見られなかったのが残念)
みんな周辺情報のインプットもなかなかのもので、
質疑応答にもしっかりと答えていて立派でした。
進路実現と、探究活動を通して身につけた課題解決や協働の思考を、今後の大学生活や社会生活で生かされることを願っています。