卓785 鹿教湯よいとこ
水越 卓治 2024.10.11
先週と比べると真夏めいていた気温は
かなり落ち着き始めたものの、樹々が見せる色合いは
まだ秋本番を思わせるものとはなっておらず…
( 2024/10/11 9:51 )
校内は、ほぼ1週間後に控えた文化祭・
「第42回聖徳祭」の準備が徐々に進行し、
開催当日に給食業者・シダックスさんから提供される
飲食物の前売り販売(当日販売もあり)の食券購入も今日、
お昼休みや15時台などに行われていました。
( 2024./10/11 )
さて、話は大きく変わりますが
(前回と同様な無茶な展開になっていますね)、
12日前の日曜日。
早朝に取手を出発しまして、
信州(長野県)の温泉郷に向かいました。
( 2024/9/29 7:51 上田駅・到着。北陸新幹線で、東京駅から1時間23分。 )
美ケ原の東西に位置する上田と松本の2都市を急行連絡する
路線バスの、途中2か所だけの停車地の一つが、ここの温泉。
( 2024/9/29 8:52 バスを降りると、屋内での朝市(右方の建物)に賑わいが…。 )
かなり知名度は高い温泉郷で、
老舗の旅館から、昭和後期に建てられたようホテルまで、
谷間の街道沿いに密集。
8年前の大河ドラマ『真田丸』の舞台となったこともあり、
それにちなんだ案内掲示も所々に散見されます。
それはさておき、
地元の方もよそからの方も入浴できるという所をめざして、
バス停から谷間の方向へ歩いていきます。
路沿いには、老舗と見られる旅館もありますが、
営業をやめたような建物も散見されます。
(ここに映っている旅館は営業していました)
ゆるい下り坂にさしかかると、管から何やら(って温泉しか
ないでしょ的に)出てしまっているプチ・スポット、出現。
( 2024/9.29 9:05 )
あともう少しではいれるところですが、
ひとまずここで、「指湯」しちゃいました。
指二本がよく温まったところで、さらに歩を進めますと、
珍しいスタイルの、渓谷に渡された橋が…。
この橋を見るなり、この地の郡名を確かめたくなりました。
平成の大合併で現在は上田市のこの地は、
合併前は、丸子町(まるこまち)で、
小県郡(ちいさがたぐん)だったことがわかり、
マディソン郡ではなかったのだということがひとまず判明。
橋からすぐの位置にある平屋の建物「文殊の湯」に、
券売機で300円を支払って、入らせていただきました。
( 2024/0/29 9:09 )
泉温は 41.5度、泉質は pH8程度の、弱アルカリ高温泉。
ここ鹿教湯温泉に入る際もちゃんと掛け湯をして入りました、
とか温熱効果の妨げとなるフレーズは省くと致しまして…。
( 2024.9.29 9:18 )
「鹿教湯」の名の由来は検索していただくとわかります通り、
全国の温泉地名の中でも横綱級のユニークさを誇ります
(それでもうちの生徒に話して反響大な温泉名はやはり、
岐阜の下呂温泉でしたが…。とてもいい温泉です。)。
幸い浴場に鹿が現れることもない中、心安らぐ時を喫して、
ほどよくほてった体を対岸の小景見ながら拭き取って、
かといって腰に手を当て冷えた牛乳を飲むわけでもなく、
( 10:04 )
あとにすると、先程の「小県郡の橋」が…。
橋の向こうにある300年前に建立されたお堂をチラ見して、
( 10:09 文殊堂 )
やはり、腰に手を当てて何かを飲みたくなったところで
出現する、小さなティールーム。いってみたいと思います。
( 10:35 )
突っ込みどころが散見されるお品書きを一見ののち…、
じゃん。黒糖。
(ここは大山のぶ代さんをイメージした声質で…)
( 10:54 )
こういうくつろぎ方のできるお店でよかった次第。
( 10:55 )
くつろぎきったあと、
お隣の部屋がお土産屋さんでしたので、
信州のソウルフード「おやき」5種類を1個ずつ、
これは家への手土産に…。
( 11:13 )
ちなみに平成初期頃までは、固定電話機をベースに、
「子機は?」などと、ぼけることもできた一品でした。
帰宅後、各種切り分けまして、賞味。
あずき、きのこ、くるみあん、なすみそ、野沢菜
とありましたが、ピンクがかったくるみあんの風味に、
また食べてみたいと思うものを感じました。
この日は午後に小諸を訪れましたが、
またの機会にいたします。
■
*
*
『記事一覧』へのリンク
ARCHIVE
p.S.
鹿教湯から小諸への向かう際に、
上田駅のバス停を下りた目の前にあった飲食店の
掲げる看板が放ち切る、文字の迫力に只々圧倒。
( 2024/9/29 12:10 )
北陸の旅の帰り道に上田で途中下車することを
まじめに検討する材料が一つまた増えた感じです。
以上になります。