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卓791 再会三昧

水越 卓治 2024.11.22

月曜日の午後、25期の卒業生が来校。
地域のためにすこぶる活躍している様子を報告に
来てくれまして、元担任だった先生方を中心に、過去や現在、
将来などなど、数十分ほどいっしょに談笑させていただけた次第。

( 2024/11/18  15:03  ちなみに本校の1期卒業生は、1986年3月卒。 )

例年より1週間ほどおくれて、
イチョウの黄葉が今週はピークだったようにも感じます。

( 本日・2024/11/22  12:39  )

きょう午前中に見えた、上野の西郷さん(西郷隆盛像)付近の
イチョウはまだ少し青みがかっているようにも見えましたが、
樹によっては何割か散ってしまっているものもありやや複雑。

( 2024/11/22  12:39  JR京浜東北線の車内から。 残念ながら連れてるワンコが見えません。 )

さて、前号の続きです。

あつみ温泉では、指湯(←ググっても出てこないので今のとこ
ろ造語です。)と飲泉はできましたが、三か所ある公衆浴場が
すべて午前中は清掃のためにはいることはできませんでした。

日本海沿いから内陸部へ移動して、
山形新幹線で関東に帰る予定だったので、
午後に山形盆地のどこかで日帰り温泉につかることにします。

山形県を縦貫する、かの最上川に沿って内陸部へ進むために、
海沿いを羽越本線で北上して、余目(あまるめ)に来ました。

陸羽西線への乗換時間が50分近くあったため、駅前通りの
食堂でお昼に。先程の あつみ温泉 でも温海川沿いの老舗の
麺店で中華そばを11時すぎにいただいていますが、13時頃
に入った余目のお店(創業101年)では、揚げ焼きそばを注文。

サービスで出てきたとろっとした庄内柿が放つ涼しい輝きも
よかったのですが、発車時刻の15分前になっても、
揚げ焼きそばが出きあがってこなかったので、テイクアウトに
してもらいまして、車内でいただくことに。

( 2024/11/13  13:06~13:39 )

 

このあたりの様子を自分のSNSにあげたところ、
本校元教員(保体・バスケの名匠)で山形在住の茂木卓矢先生
から「いつの間に山形に!?」に始まるコメントを頂戴し、
擬似再会したような感覚になんとなくなれました。

ちなみに、JR陸羽西線は2022年の5月から、バスによる代行
輸送が続いています。理由は、並走する高規格道路のトンネル
工事のためとのことです。

現在、山形県内のJR線は、陸羽西線を含む4路線で、
今年7月の大雨による被災や、設備メンテナンスなどの理由に
より、列車の運行を停止し、バス代行となっています。

内陸部の十字路的な結節点である新庄駅も、
西、北、東へのびる3線が、バス代行の状態です。

 

最上川の流れを間近に見るのは今回が初めてで、
陸羽西線・列車代行バスの車窓から、工事による交互通行で
山あいの区間で断続的に停止をする中、
秋空を背景に穏やかに映る水面を垣間見ることができました。

( 2024/11/13  14:15 )

41年前のNHKの朝ドラ「おしん」で見た、厳寒の中、
いかだで左沢(あてらざわ)から酒田へ幼いおしんが送られる
シーンで目にした最上川とは、かなり対照的な印象です。

また、「おしん」の深夜に一挙再放送というものを数年前に見
た際、CMがないうえに迫りくるシーンが途絶えることなく、
冒頭のロール部分も含めて目を離すわけにもいかず、膀胱炎に
なるんじゃないかと思うほど身悶えしたこともありました。

さて、新庄から山形方面へ盆地を南下し、
あつみ温泉で全身浴を果たせなかった日帰り温泉行脚を、
県庁所在地・山形市の南隣にある上山(かみのやま)市の
温泉郷で果たすことにしました。

じつは、上山市には中学2年の夏に滞在したことがありました。
亡母が少女時代に、福島県郡山市や三春町などとともに、
疎開していた所(疎開当時は本庄村・楢下(ならげ))で、
戦後34年目の夏、伯母宅に滞在する旅に付いていったのです。

疎開当時、母はまだ小学校の高学年でしたが、
年頃だった伯母の方はその後、地元の人と結婚し、
私から見て「山形の伯母ちゃん」になりました。

1979年の滞在中、伯母の旦那さんがマイカーで私たちを、
蔵王(ざおう、山形・宮城県境の火山)に連れて行って
くれました。途中、蔵王温泉では、名物のお菓子である
「いがもち」をふるまってくれた思い出があります。

今回そのいがもち(稲花餅)と山形駅のお土産売場で再会。

笹の葉にくるまれ、黄色に染めた米粒が載った、餡子入りのお
餅で、家人も赤かぶ漬けと同じく、気に入ってくれました。

( 2024/11 /14  19:24 )


何か、煙の出ない玉手箱でも開けたかのような感覚も
伴いながら、羽前の国に伝わる甘味を、
県土のいっそうの発展を願いながらいただきました。


**



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ARCHIVE

P.S.
今回の日帰り旅・最大の失敗として、
出退勤の際に打刻をするのに使う、IC教職員証をどこかで紛失。
翌朝の出勤時に、事務室で打刻機を前に、紛失に気づきました。

しかし、やはり日本国は驚くべき国でして、
翌週の火曜日に、某所に落ちていたのが届いている旨、
連絡をいただくことができたのでした。
きょうの午前中は、有休をとりまして、
教職員証を引き取りに出かけました。

( 2024/11/22  10:21 )

遺失物センターの最寄り駅は、わたしが中1から高3までの通学で、
毎日乗り換えで使っていた駅でした。
上野駅構内で11/13に拾われたという情報もいただき、
チケット類を出し入れする際に、スマホケースのポケットから
落ちたのに気づかなかった模様。

( 2024/11/22  10:34 )

40数年前に歩いていた街を背景に、
20数年前の顔写真のままの教職員証を眺め、
加齢と共に注意散漫に磨きがかからぬように念じた次第です。

以上になります。