卓792 日々から得る意味
水越 卓治 2024.11.29
定期考査・最終日の、下校。
( 2024/11/29 13:12 陽射しは概ね35度の、昼下がり。 )
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以前は、12月1日を含む火水木金あたりに考査期間だったり
しましたが、今年はついに、12月に入る前に期間は終了。
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受験する生徒諸君は日々是決戦だったと思いますが、的確に
受験し遂げる環境を整える側もまた、油断ならぬ日々でした。
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( 2024/11/28 9:26 担当科目の試験実施時間に、実施中の担当クラスのそばで担当者が待機している、という時間。 「フロアー監督」と呼んでいます。 )
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試験中の校舎内はもちろんのこと、静か。
( 2024/11/29 10:35 普通科の選択科目(MYカリキュラム)の中に、「書道表現」があります。 )
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今、校舎内でなごめる場所というのは、ここかもしれません。
であると同時に、打ち込んだ成果を見させていただく…
という意味でも、貴重な空間。
この少し先にある、職員室内へ。
昼食後の掃除の時間も、異年齢の集団で任に当たることに何か
安定感を得ている様子であり、先週土曜にあった入試説明会の
お片づけ(案内標識の撤去)もそつなくこなしてくれました。
( 2024/11/25 13:35 立て札の収納場所近くへの運搬と、板面の標示の撤去を慣れた手つきでこなしてくれまして…。 )
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十数科目ものテストを連日受けるという数日間を、
確かに自分もこの年齢の頃、過ごしてきてはいたわけですが。
今この齢でそれはまず難しいと思う中、
それが「仕事」であった時代。そして共有し合っていた時代。
ときどき顧みたりしてみたり。
( 2024/11/29 13:15 )
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開校から41年。
樹高十数メートルにまで伸びた樹々のやわらか影の中を歩む、
日々集ってはまたわかれる現役在校生の意気というものが、
とうに貫禄ある先輩たちから継がれ続けてきた活気と品格に
もとづいているものなのかと思うとき、
伝統校がもつ よさ というものを、
軽視できないことを再認識するところでもあり、また、
在校生には、そんな卒業生になってほしいと見守る次第です。
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