卓800 よい知らせ
水越 卓治 2025.01.24
大寒の20日から始まった今週ですが、
火曜の朝は、前の晩に降雨と数発の雷鳴が轟いたせいか、
曇りがちで、さほど冷え込みませんでした。その出勤途上。
( 2025/2/21 7:35 JR常磐線を跨ぐ桑原陸橋。ときどき歩道に撮り鉄さんの姿を見かけます。 )
(あたりまえな話ですが、「上に凸」な区間にさしかかる前は、その先の状況が見通せないため、スピードを上げて走行するのは非常に危険です。 )
陸橋の彼方右はしに虹らしきものが。
上に凸(=陸橋の路面の最高地点)を過ぎると…。
( 2025/1/21 7:36 桑原陸橋から北西、国道6号線方面。 この田園に巨大商業施設が造られるという計画がありますが、あまり進捗していない模様。 )
見事な半円ではありませんでしたが、
虹の弧が、国道6号沿いの珍來のあたりから聳えています。
夜間のパチンコ店からのレーザーライトを連想する色彩です。
しかし、およそ2分後に珍來前の十字路まで来ると
(見るためにそこに来たのではなく、通勤経路です…)、
あろうことか虹の切れ端はもう姿を消してしまっていました。
見えていた方は、学校の校舎のある方角でもあります。
なにかよい兆しであれば…などと思いながら、
学校までの道を行きました。
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その翌日は、春を思わせる陽気となりました。
「1月下旬の学校周辺は1年間でいちばん寒い」などと、
高1生に初冬の頃幾度か話していたのですが、
今年はどうやらあてはまらないことになりそうです。
その日(水曜)は、学校の用事で流山市内を訪れました。
同市へは自分はなかなか行くことがありません。
国道6号で、北小金・南柏間のわずか2km弱の間、同市の
南東地域を通り抜けるという、そのときくらいでしょうか。
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幼い頃(幼稚園~小1頃)の私の家には、市内の
信用金庫(当時の市川東葛信用金庫)が作ったカレンダー入り
の地域の略地図ポスターが居間に貼ってありまして、
その図中に見る流山という場所は松戸や柏とちがい、
国鉄常磐線から枝分かれした短い私鉄線の終点にある
寂しげな江戸川沿いの場所という印象でした。
当時は、今年で開業20周年となるTX(つくばエクスプレス)
はおろか、武蔵野線すら開通していませんでした。
大学受験生の頃も、理系だった私は、東武野田線の運河駅(野
田市)のそばある私大理工学部を受けに、船橋から柏経由で向
かったのですが、柏の次の豊四季(とよしき)駅を出て少しす
ると、線路沿いには本当に首都圏なのかと思うほどうっそうと
した雑木林がしばらくの間続いていたのを覚えています。
そのうっそうとした一帯には、2005年にTX線が開通し、
東武野田線と交差する場所にできた「流山おおたかの森」駅
を中心とした住宅商業地域へと大変貌を遂げ、いつしか、
「千葉のにこたま(二子玉川)」とまで呼ばれ始めたのを
聞いた際はどういう冗談なのかと思ったほどです。
昔の印象はさておきまして、その水曜の昼過ぎに2時間少々、
市内の北部(江戸川台)から南部(南流山)に向けて
車で移動しましたが、
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TX開通後の20年間に同市の人口は6万人増加する中、
2010年代の後半には人口増加率が全国1位となり、
2021年には待機児童数がゼロを達成するなど、
住みよい都市の模範へと変身をとげたという事実の要素を
理解納得する機会となりました。
この日の市内の景観に麗しさと逞しさを感じたのは、好天のせ
いだけではなく、また、小中学生の下校時刻ともなれば、
「少子化」の語がもはや無縁と実感するほどの大勢の児童・生
徒が下校しており、運転席でよい意味で圧倒されました。
困ったマナーの車も見かけず、好印象な街でした。
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P.S.
流山市入りはちょうどお昼。
柏の葉地区にも近く、郊外型の飲食店が並ぶ青田地区の蕎麦店
に入りました。
( 2025/1/22 12:36 九州・福岡のチェーン店ですが、関東ではなぜか松戸や流山などの千葉・東葛地域に店舗が展開されています。ちなみに注文時にそばの量を必ず聞いてきますが、「2玉」が通常の店の「並」になります。 )
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すぐに座れましたがほぼ満席。
大分の郷土料理であるりゅうきゅうという づけ丼 が
付いたセットで(寒くなかったのでそばはもりで、3玉)。
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( 2025/1/25 12:57 「りゅうきゅう重セット」 )
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ごまを和えた づけ と舎利をお箸でつかんで、
卵黄卵白からませて賞味。だし汁とか掛けていただいてみたい
とも思う取り合わせでした。かといって、
そこに蕎麦湯を掛けてみたいとまでは思いませんでしたが…。
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以上になります。
次号以降もまたよろしくお願いいたします。