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卓812 今年の桜

水越 卓治 2025.04.18

十日ほど前の様子。
入学二日後の4年生(高一)、
はじめて会食(毎日の全校給食)をいただく日。

献立見本を見て手にアルコールを噴霧するときの様子が
まだ何か初々しい感じです。

( 2025/4/9  12:31  この写真は「はじめて」の4月8日の翌日ではありますが…。)


今年度の4年生のゾーンは、
利根山光人(1921-1994)作の壁画側。
他学年よりも人数が多いため、
ひとまず今年度は席数の多いこのゾーンとなりました。

入学者数がここ数年は、
61人、73人(現6年)、73人(現5年)でしたが、
この春は 90人。

( 2025/4/8  12:38  着席完了時刻の2分前、4年生90名のゾーン。手前側テーブル4列はA組の生徒たち。このあとどういう風にするのかなといった面持ちでの待機。 )


反対側に回って、C組の方からこのゾーンを撮ってみました、

( 2025/4/8  12:34 )


寄ってみますと、C組の生徒たちの表情ですが、


笑ったり、笑いをこらえたりしている様子です。
はてさて、これはどうしてなのか…。 お考えください。
答えはこの90秒後…(訪れる時間には個人差があります)。

さて、全校生徒での「いただきます」のあとは、配膳。
初日は、5年生が指導に来てくれます。

( 2025/4/8  12:40 )


この日のお献立は、
祝・ご入学メニューでした。

( 2025/4/8  12:52 以前、入学式の日から会食を始めていたころは、親子・ご家族でこのメニューでした。 )
( 赤飯は他国にもあるようで、機会があればさらに調べてみたいと思います。30年くらい前に見たNHKのドキュメンタリーで、ヒマラヤかチベットあたりの農家が、豊作祈願に赤く染めた米をお供えしている様子を見描けた記憶があります。また、日本各地でも、お赤飯のスタイルには多様性があるようです。)


上の写真から1週間経った、今週火曜。
配膳も、先輩の手を借りることなく、日に日に作業効率や、
相手を配慮しながらの作法を活かしての身のこなしなどに、
よい意味での馴れが伴ってきたようにみえます。

( 2025/4/15  12:30  柱の向こうは5年生、そのまた向こうは6年生で、配膳の速さゆえに食事にはいっていますが、あともう1週間くらいでこの差は目立たなくあるでしょう。 1クラス30人ずつと比較的大人数の4年生ですが、することもなく何秒もの間ボサッと立ったままの生徒はおらず、次に自分がやれることを常に意識している様子です。 )


食後も、全部食べ終わるまで立ち去れない…的な
悲愴感も漂うことはなく…。

( 2025/4/8  13:13  ゆっくり目に食べる子が食べ続けているといった様子。 )


さて…。
さきほどの「90秒後」がそろそろ、
やってきちゃったりなんかしちゃいそうな気がいたします。

4年C組の生徒たちは待機中に、
何による笑いを懸命にこらえていたのか、

正解が確認できる画像は、こちらになります。


前日の曇天で少し冷えがちだった食堂内で、
この日の暖かな陽光を背に4年生を見守る校長先生の姿に、
笑みを越えて笑いがこぼれた会食初日の4年生、でした。



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P.S.1
そういえば、桜を上げていませんでしたね。
今年の桜は、寒かったせいもありますが、
入学シーズンのじつにいい時季に咲いてくれました。

( 2025/4/9  9:27  4年生全員で、第1グラウンドの西側の桜の木のもとへ。 )
(昔むかし、この左手には藤代駅行の、右手には取手駅行の、関鉄バスが運行する下校用のバス停が立っておりましたとさ。 )


( 2025/4/9   9:17~9:22   桜の木は、樹皮の面の照りや質感も素敵ですね。 )



雨の日の桜もとても趣がありますが、
今年見た青空に映える桜も、
90人の子らの未来を思いながら、心に残る景となりました。
この春卒業していったみなさんの未来をも思いながらの桜でもありました。

P.S.2
桜のシーズンにラジオで流れるとうれしいナンバーは、
私の場合は、Air(エール)の “ Cherry Blossom Girl ”(2004) です。

以上になります。