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卓533 Explorer

水越 卓治 2019.12.13

4階。高三生の教室界隈に、
師走独特の樹木もついに出現。


( 2019/12/11  15:39 )

この時季恒例、
高三・選択地理のフィールドワーク(野外実習)。


( 2019/12/13  9:49 )

本日、2~4校時に。


( 10:08 )

学校から2km離れた、
栃木県東部から流れて来る小貝川の右岸まで、
ひたすら徒歩。


( 10:21 )

通るルートは事前学習で決めてもらいました。
きょうも学校を出てからの道順について、
私はほとんど口出しをせず。

ときどきある十字路などで、
どっちにいけばよいのかを、
生徒4人はその都度検討。


( 10:25 )

左斜めの方向に、鉄工場が見えているから、
今いる十字路って、地図上のここ。
だから、予定したルートは、こっちだよ。
・・・といった相談の繰り返しです。


( 10:46 )

「なんとなく」で道を選ぶのではなく、
根拠と可能性をもとに、選ぶ道を絞り込みます。
これを繰り返すこと十数回。

「人生もそんなもん。」な探検。


( 10:54 )

口数の少ない子もいれば、
常に「腹減った~」だの、
「止まって(考えて)たから、さみー(寒い)。」
だのと、自己実況を絶やさない子もおり、

往路の75分は、終始ほのぼのとした雰囲気で、
藤代スポーツセンター・小貝川リバーサイドパークに、到着。


( 2019/12/13  11:20   11:21   11:32  )

親水空間に接したあとに、
市のコミュニティバスに6分間乗車し、
取手市北部・山王地区の中心部へ。


( 11:46 )

本校の一般路線バスの最寄バス停でもある
「山王局前」にて下車。


( 11:49 )

小貝川沿岸の河岸(かし)集落としては、
規模が大きいほう。河岸とは川の港のことです。

駅の周辺などに発達した街と似ていて、
長年、食品や日用品を扱ってきた商店も、
黒い瓦屋根の民家などと共に軒を連ねてます。

1955年までは北相馬郡・山王村の中心でしたが、
合併によって同郡・藤代町となること半世紀、
2005年には取手市となりました。


( 11:52 )

どこか時間が止まっているかのような通りの風景は、
観光資源としても活かせそうな風格も感じます。

創業・明治元年(1868年)。今年で151年の和菓子店、
羊羹屋本舗を訪店しました。


( 11:53 )

本校の礼法科の先生によれば、
茶道の授業で用いる練り切りなどのお菓子を
常にこちらに注文して購入しているとのこと。

(近くにある小貝川の岡堰(おかぜき、先代のもの)と筑波山が描かれたガラス板が見事です。)

長年お世話になっている、
お店のおかみさんにお話をうかがいます。


( 11:57 )

お店の一角には、らくがんなどの
打ち菓子を製造する際の木型が。
「木型はもう今では、作られなくなっちゃったんです。」
もはや、博物館級の道具です。


( 12:00 )

テレ東の長寿番組、『出没!アド街ック天国』で
数年前に紹介された際は、急増した来店客が
買い求める栗羊羹の製造に連日連夜追われて・・・
といううれしい悲鳴のお話を。


( 12:00 )

名物商品に、かりんとうまんじゅうがあります。
上品な小豆餡と、カリッとした揚がった外皮の
絶妙なコンビネーションに魅きつけられますが、


( 12:03 )

きょうの4人は、芋ようかんをこぞって注文、
一時はショーケーズから姿を消しました。

15分おじゃましたあと、
県道19号線ぞい、以前セブンイレブンのあった場所に行くと、
新たなお店が建設されていました。

( 12:13 )

建設にたずさわっていた方にうかがうと、
すぐ近くにある、天日干し製法の
せんべい・あられの老舗・池田屋さんとのこと。

中を見ますか?ということで、見学。


( 12:16 )

内装は京都の絵師さんにお願いしたのだそうです。
中心に柱のない、天井の高いつくりに設計されたとのこと。


( 12:16 )

開店の時期を聞きそびれましたが、
スーパーに置いてあれば必ず買うおいしいおせんべいの
直営店の、メイキングを説明付きで見ることができ、
臨時収入な見聞となりました。5分ほどおじゃましました。

国道に匹敵する交通量に沿ってでの開店を、
至近にある学校からも、心待ちにしております。


( 12:20 )

学校まで10分の田んぼ道、
今日テストが返ってくる数学Bって、今、
どんな内容なの?とか話しながら。

ベクトル。
理系などでは二年で取り組む単元。
これもまた、人生の在りように、よくなぞらえる概念。

卒業まで共通の路を歩んできた高三生たちは、
3月の卒業後に各自が、別々の方向を目指します。

方向と量を伴う自分のベクトルを歩む、
という観点や観念を、なぞらえでもいいので、
根底から体感できれば、語れるようになれれば、
などと私見を垂れていましたら、終点・正門に到着です。
おつかれさまでした。


( 2019/12/13  12:30 )

今週は、木曜5・6校時の「女性キャリア」に、
4年(高一)生全員を対象に、4学年×社会科で、
主権者教育の初の試みを実践する!という指導も
あったのですが、卒業学年の場面を先行してアップしまして、
こちらの方の様子はまた後日に延ばさせていただきます。

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ARCHIVE

PS
木曜日に、梅宮辰夫さん逝去の報。
愛嬌と強面を兼備した男性像の印象。
名簿の27年上の卒業回に刷られたる
「勤務先:映画俳優」の放つ光に、
ご縁や薫陶の、有りや無しや。