卓534 エレガントなチームワーク
水越 卓治 2019.12.20
こちらは、ひと月前。
( 2019/11/21 7:55 )
こちらは今朝。
( 2019/12/20 7:54 )
同じような時間ですが、
陽の向き・高さや、落葉樹の彩りに、
晩秋から初冬への移ろいを思います。
先週の土曜日は、学期末保護者会の日。
1校時だけ、授業参観。
( 2019/12/14 9:21 5年A組 古典B )
「ほかのクラス、ほかの学年の授業も、
何か所でもご自由にご参観ください。」
ということもあり・・・、
( 2019/12/14 9:16 6年C組 小笠原流礼法(茶道・お茶会))
いくつも見て回られる保護者の方々が
廊下を往来する様子も、校舎内の方々で。
今回私は授業に当たっていませんでしたので、
16か所中の10か所くらい見て回りまして。
( 2019/12/14 9:22 4年A組 数学Ⅰ (授業の中盤では、測量に出かけていました。))
よくよく考えたら、参観なさっている保護者の方を
撮った一枚がなかった・・・。
学校側ではなく、
参観する方々目線で撮ってしまったようです。
( 2019/12/14 10:05 )
ご来校いただきましたみなさま、
ありがとうございました。おつかれさまでした。
4年生の席で、
会食をとらせていただく機会がありました。
( 2019/12/17 12:41 12:36の着席完了、メニュー紹介と全体「いただきます」のあと、ブロックごとに配膳です。 )
4年生は、2学期のある時期から、
学級ごとの枠を取り払って、クラス混合の指定席。
でも、きびきびと協働作業。
12:44には配膳も終わり、ブロック単位の「いただきます」を。
周囲を見回すと、5年A組と、4年のここのブロックが、
早さ1等賞で「いただきます」に移っていました。
なぜとても早いのか。
そのわけは、
いっしょに配膳作業に加わっていて、
よく解りました。
それは、
( 12:44 野菜と豚肉のカレー風味炒め さつま芋の素揚げ 鶏ごぼう汁 )
うつわを置く位置を、メンバー皆が
正しく把握していたからだと思いました。
主菜は左、副菜は右。手前にご飯が左、汁椀が右。
湯呑茶碗は右手前。それだけのことです。
左利きとわかっている方には、左右逆でお出しします。
生徒はこのことを、小笠原流礼法の授業で習います。
なぜ早いのかの話に戻ります。
はじめの誰かが、
妙な位置にうつわを置いてしまっていたならば、
次にうつわを持ってきた人は、どこに置くべきかで戸惑います。
この、ミクロな戸惑う時間の積み重ねで、
「いただきます」の時刻は、確実に遅れます。
または、無秩序な「やっつけ仕事」的な配膳が、
日々続きます。
置く位置を全員共通に理解していれば、
配膳は早く美しく終わる。
このことを理解している学年は、上級生とは限りません。
このエレガントなチームワークを理解することなく、
高校を卒業してしまう人がもしいたとするならば、
習得する機会を失っていた分、もったいないことだと思います。
( 2019/12/13 12:45 白身魚 五目きんぴら 豆腐と小松菜のとろみスープ )
■
PS
12/17の会食の副菜(さつま芋の素揚げ)は、
早く夕方になんないかなーと思う風味でした。
やや塩味を濃く感じましたが、カリカリ感が独特で、
よろこんで食べていた生徒も多かったように思います。