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卓535 よく生きる

水越 卓治 2019.12.27

他校さんより一足早くの終業式。


( 2019/12/21  9:20 )

みなさんそれぞれの冬休みが始まり、
はや1週近くが経ちますが、
私は久々に厨房に立ち、



( 2019/12/27  18:01、18:23 )

金目鯛の煮つけを。
お店でいただくのみたいに、
なかなかうまくは味が染みないのですが…。

トロッとした身の感触を、葱・生姜の薬味で。
目が合っちゃうからどうのこうの、
と思っちゃうとしたら、それは雑念だよと、
言いたくなる、素材からのありがたい風味を堪能。

ニッポン・オリジナルのおいしい味を、
味わい尽くすのにはまだまだ時間が要るようなので、
健康維持に努めるようにすべきところです。

今年は夏以降、入浴方法を一新したところ、
日々の体調がよくなったような気がします。

8月に訪れた増富温泉(山梨)の独特な湯治法を一部参考にした上で、
フィンランドやロシアで親しまれるサウナの手法をも交えて、
家では、そこそこな温度の湯に30分以上つかって
汗だくになる、という入り方を夏、秋、冬と続けてたところ、

余分な汗を出し切って、身が軽くなる感覚が毎日得られ、
入浴前後の体重も0.4~0.8kgも減少し、寝入りもよく、
短時間であっても快眠が得られる場合が、
わりとある気がします。

ただし、40~60分くらいはかかるので、お風呂場の方は、
同居の方を優先して、自分はラストにするのがいいでしょう。

さて、調理とか入浴とか、学校での活動から
かなり離れた話題が続いてしまいましたが、

後延ばしにしていた話題がありました。
4年生(高一)対象の主権者教育です。
12月中旬の2時間連続1回実施に向けて、
方法や題材を話し合うこと4~5回。

特に、松村・山田・松田・栗原先生に至っては、
指導内容の模索・改訂が実施日前日の夜遅く
にとどまらず、開始時刻の寸前にまで及びました。

( 2019/12/12  13:16 )

まずは、学年全員、国からの副教材を根拠に、
選挙の公示から開票に至るまでの、
選ばれる側の動き、選ぶ側の動きの双方を、
コンパクトに擬似体験する話から始まりました。


( 13:26 )

そのあと、政党を模した4人グループに分かれて、
「私たちは、こういうカリキュラムを実現させます。」
とするマニュフェストを描きあげて、

各党の政見を動画に撮って、チャットツール「Teams」上に
投稿する、という活動を一挙に進めていくという手順です。

内容的には、
1.保守党なのか、革新党なのか、理想党なのか、
政党の方向性を3択にて定めた上で、


( 14:00 )

本校の教育課程表(カリキュラム表)を調べて、
高二以降の履修科目について、週34時間を週何日間の
登校日数に配分するかなどを、仮の時間割表で描く、
2.政党が主張するマイ・カリキュラムの画定、

さらに、評価方法は合計300ポイントの範囲で、
たとえば、ノート提出が5ポイント、定期考査が1教科10ポイント、
レポート(2,000字)が30ポイント、論文(20,000字)が290ポイント、
などの単価を組み合わせて
3.評価方法を構成して、これも公約に掲げます。


( 14:32 )

もちろん、どれも「ごっこ」なのですが、
今まで教育課程表など、「新入生の手引」という冊子などで
見かけても、ここまでじっくりと隅々まで読み込む機会を
全生徒がもつことは、科目選択を考える場合を除いて、
そんなになかったのではないかと思います。


( 14:58 )

4人1組とはいえ、各自の考えを1政党に
統一するという段は、若干の難易度を予測しますが、
普段話さない学年の相手との交流の中で、
討議に臨む姿勢や思考力が、限られた時間内で
醸成・練成されていくことが期待されるように思います。


( 12/12  15:40 )

全政党の政見動画に目を通すのも一苦労だったと
思いますが、放課直後に学年の全員が投票(自党以外に限定)。

後日、その開票結果が伝達されましたが、
何がどんな支持を受けたのかを考えるために、
あまりまとまった時間を設けきれなかった点が
課題であったかもしれません。

いずれにせよ、
18歳選挙権の施行から3年半が過ぎ、
何年生でどんな主権者教育を施すかという、
プラン・組織ともに継続的なモデルが未成であったのが、
一つの転換を見せた感があります。

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