卓558 La Saison
水越 卓治 2020.06.05
季節1つ分もの日々が終わって迎える、
分散登校期間(6/1-6)の朝。
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( 2020/6/5 7:57 検温確認送信済のチェック。もちろん初めてのこと。 )
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( 6/5 8:16 )
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( 4/11 or 4/12 以来の登校。40日ぶりの。 )
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( 2020/6/1 8:07 この日は雨天。)
月水金が中学と高3、火木土が高1・高2で1週間。
学年活動(模試の学年も)が3時間で、11:30に放課。
新入学年では、経路確認を狙いとするプチ避難訓練も。
( 6/4 9:52 他学年は別の活動ゆえ、各教室付近で無線指示の、異例の形態。4年A組前。)
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( 6/4 9:56 4年B組 )
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( 6/4 9:58 第2グラウンド このあと湯澤校長先生から講評 )
( 撮れませんでしたが、モンシロチョウが1羽飛んでいるのを見て、加藤先生を思い出し、はっとしました。)
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( 2020/6/1 9:54 中学1年生は雨天のため、第2グラウンドを視認後、屋内集合に。)
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ちなみに中1生は、4/11の新入生ガイダンスの日に、
担任の先生(微熱により休みを選択)には直接
会えておらず、4/11も含め、オンラインのHRや授業で、
画面を通して対話する日々。 この6/1は、
担任の先生と直接会えた、初めての日でもありました。
中1のオンライン授業を担当していた先生方の間でも、
「〇〇さんは、画面で視るよりも大きかったですね。」
など、その日に直接会えた新入生たちの印象が話題に。
8:20登校の学校生活に馴れるための1週間? 3日間?
でも、高3生は、帰宅後や、登校しない火・木・土にも、
学年の先生からのゼミや補講、進路相談をオンラインで。
6/8からの週は、通常授業が可能な基準に移行した旨、
6/5に茨城県から発表されたことを受け、
通常時間割の授業(4校時止まり)後、お弁当支給で
昼食後に放課となります(~6/13)。
本校の所在地が、県境に近いという微妙な立地もありまして、
6/1週、6/8週、6/15週の態勢についての教職員の
話し合いは、新幹線で東京から熊本に行けるほどの時間を
費やしました(小職は大当たりで記録を担当、米粒に書く
字のようなフォントで会議内容を印字・提出して終了)。
今週の午後は、地理教室の席配置の改良を連日実施。
間隔を従来以上に空けるためです。
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( 3月は、グループワーク用で準備開始していましたが…。 2020/3/27 17:08 )
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( 2020/6/1 16:50 [ 凸型4脚に2名 ] ×16 に改変,約1.5m間隔 )
片隅に寄せてあった、資料・教材の仕分けを行った結果、
紐で縛った古紙が83個・365.5kg。段ボールが11.2kg。
ごみ類も足すと総計じつに 438.0kg。
( 古紙 83縛り )
( 2020/6/5 14:38 地下1階経由で車に積み替え、集積場所へ数往復 )
( この運動が自分の減量に奏功。きょうは最軽記録を。1年前より4kg減。)
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古い資料は「基本、全捨て」で仕分け。
中には意味不明なアイテムにも再会しましたが、
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( 2007年頃? 教室の冷房が9/25限りとなることを予告した、地理教室限定掲示でした。)
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返却しそびれていた提出物や、校外学習の感想文にも再会。
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27年前に受け持った高3生が記した、
北蓼科高原体験学習(望月校外学習)。
この人のは、全校の感想文集掲載作に選びました。
寮生活を3年間。女性の先生とは対立しがちだったけど、
苦労してきたのか、大人びた感じだったその生徒の綴る文面
からは、読書量を想わせる感受性の豊かさも感じられました。
今でいう軽音部。退勤時、夕暮れの2号棟下で耳にした
アン・ルイスの『ラ・セゾン』。切なく唄い上げていました。
このときの3泊4日の校外学習(6月の今時分でした)では、
TM Networkの『Love Train』が、体育のダンスの課題曲で、
滞在期間中も生徒は練習しまくっている中、
引率教員団も、キャンプファイヤーで同曲を流した際に、
生徒の輪の中に混ざって踊ろうと、連日連夜、就寝点呼後、
離れた場所で延々と『Love Train』を踊る稽古をしましたが、
このサプライズを発案したのは、音楽の加藤隆司先生。
当日本番の盛り上がりは、汗だくの加藤先生、生徒の歓声、
燃え盛る営火と、数年前かと思うほど。色褪せていません。
きょう6/5は、加藤先生の命日でした。
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取手聖徳生は、
すべての先輩たちからの活力を受け継いで、
このような事態ですが、それぞれ元気に生活しています。
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PS さきほどご紹介した感想文 (過年度、すでに『きくすい』に掲載)
出発の朝、雨が降っていた。きっと望月も雨で登山、農作業、キャンプ・ファイヤーはきっと出来ないだろうと私は思った。国民の休日をつぶしてまで行くなんて何とも面倒だとも思った。今回の望月は三回目。そして最後だ。毎回、同じようにバスの中ではカラオケをして、写真を撮る。そしてかま飯を食べて疲れて帰る。家では土産をあけて食べる。でも今回は違かった。最後だからと言う気持ちがみんなにあったのか、やる気が見られた。
私が一番イヤだったのは登山だった。もちろん、着くまでの話だが、友達との会話も頂上へ向かうに連れてなくなっていた。私は軍手をつけ、上り下りしている間、自分の進路や、現在の自分、過去のことを考えていた。きっと、私が聖徳学園に入学していなければ登山なんてしてはいないだろうし、長野まで校外学習になんて来ることはなかっただろう。そう思ったらとても貴重な経験をしていることに気づいて、私は必死に山を上っていた。頂上での昼食もとてもおいしく思えた。
私は卒業後、社会に出る。校外学習での実習は学生だからこそ出来ることだと思う。ただ進学のために机に向かっていてはこんな貴重な経験はできない。山の上り下りと一緒でこれから先には沢山の楽しみや苦しみ、悲しみがあると思う。そんな時は校外学習が良い励みになると思う。
最後の夜のキャンプ・ファイヤーは私の意見が使われていたことがとてもうれしかった。先生方も協力して頂いて、みんなで踊ったり、歌を歌ったり、クイズをやったり。時間が過ぎるのがあっという間だった。その夜は興奮がおさまらず、なかなか寝つけなかった。友達と同じふとんで寝るのも最後だと思ったら少し淋しい気がした。望月に着くまでの気持ちとは反対に帰りたくなくなってしまった。私には今回の校外学習が一番心に残っている。教室の中では決して学べないものばかりを手に入れられた気がした。