卓568 Before-After
水越 卓治 2020.08.14
夏休み10日目となる、8/11(火)。
この日は午前有休で出勤。
校内活動休止となる8/12~15を目前に登校する
部活生や受験生たちの姿は見かけましたが、
真夏真昼の生徒玄関はひっそり閑としています。
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( ↑ 2020/8/11 12:37 )( ↓ 2020/8/11 17:13 )
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平成の初めころあたりまでは、
夏休みの真ん中あたりとなる8月10日は
全校登校日。登校用のスクールバスや関鉄バスに大勢乗った
青い制服のみなさんの登下校を出迎えました。
全校集会とHR。会食(給食)まであったか記憶は
不確かですが、お昼で下校だった気がします。
完全に過去のお話。
やはり、休み中は休み中らしく、
学期期間中は学期期間中らしくあるのが、
一番と感じます。
( 2020/6 /17(水)11:02 5AC 地理A このあとフリップは、Teams画面にアップしてプレゼン。 )
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4階の地理教室で、今年度の1学期、
良かったことが一つだけあります。
6/8(月)~7/30(木)の授業期間、
落書きなどで傷ついた机が、1脚も出なかったことです。
ブログで堂々とご紹介するような話題ではないのですが、
複数のクラスが代わる代わる出入りして活動する教室ですと、
そこにある机があまりたいせつに使われない…
という残念な状況が、これまでにも散見されました。
好きな人の名、流行語、願い、悪態などが、
油性ペンで書かれていたり、何かで彫られていたり…。
「アート感覚でやってるのかな…、でも当人はよくても、
*器物を破損しているよな…。」
と葛藤する思い。
割れ窓理論にならい、極力消すなどし、再発を防いできました。
しかし、近年は授業の形態も、
生徒の活動に厚みを持たせるものとなり、
従来の座学(←落書き起きがち)が減ったこともあってか、
クラス以外の教室の机上破損はかなり減りました。
それでも昨年春に、1脚だけ出くわし…。
傷ついた机も気の毒。
でも、話は簡単で、次の3つが重複しなければ防げるのです。
・(机が)だれのものでもないと思う状況
・(ふるまいが)だれかに見守られてはいないと思う状況
・(机を)共に大事に扱おうという気に、到底なれない状況
そして今年度、6月第2週からの授業再開に臨み、
新型コロナ感染対策に係る、授業前・授業後に要する
様々な配慮事項も加わったため、
例年同様の指定席制に加え、
席札を貼ってみることにしました。
それは、授業開きの歓迎モードの一環でもありました。
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( 左:2020/6/9 15:27 右:2020/7/31 11:22 なんということでしょう。Before-After、どちらもきれい。 )
6CのSさん、5AのМさん、5BのYさん、1AのNさんの席。
席札に名前のある、他学年・他クラスの人を思う気持ちを想います。
きれいに使ってくださいました。
でも授業で会ってみると、どの生徒も、このような手立てを
いちいち講じなくても、きちんと授業に臨む人たちでした。
教務教室(・・・学級以外の一般教室)の机にありがちなのが、
申し訳ない話、いぶし銀のような渋さが輝く?机も半分くらいあり、
何割かのみなさんに使ってもらわざるを得ない点ですが、
そのような席に当たっちゃった生徒も、
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( 左:2020/6/9 15:29 右:2020/7/31 11:23 下方に映っているの、立って撮ってた私の足です。 )
6CのTさん、5CのSさん、5CのMさん、1AのMさんの席。
きちんと使ってくれました。
でもおそらく、いぶし銀机をピカピカに大改造して、
「何ということでしょう。」にすれば?と思われますよね…。
各クラスの皆々様、ご理解とご協力に感謝、気分は晴天です。
9月の始めは、次なる2か月間の新たな席をご用意します。
何か描くのなら、
消されるの承知で、授業終了後にサッと落書きして、退室する生徒も。
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( 2020/6/30(火)15:50 6限終了後に5C生徒が、55歳のオヂサンをシンプルに描いた模様。 )
それも、机ではなく、フリップに。
これは…、OKです。
梅雨明けを想う気持ちになれました。
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