聖徳リケジョ実験室 -番外編-
増田 瑞綺 2020.08.27
7/26, 8/2, 8/22 の「夏の学校見学会」で理科は
「聖徳リケジョ実験室」という企画を行いました。
昨年も大好評だったこの企画。
実験の構想から100分間の講座の流れまで,すべて生徒自身が考えて作り上げます。
今年のテーマは「つかめる水」
最近,自由研究キットでも有名な例のやつです。
当日は生徒も,参加者も楽しめたようです~
後片付けのとき
「これって時間が経ったら固くなるんじゃない?」
という疑問が。
よし!やってみよう!何事もやってみないと分かりません。
ということで3日ぐらいそのまま置いてみました。
結果は….
かっ固い!ぶよぶよしてる!
最初はまわりに膜ができて,中は液体だったのですが,
置いたやつは全体的にゼリー状みたいになっていました!
これは大発見!
そしてもう一つ疑問が…
「なんか色が薄くなっているんだけどなんで?」
そう。色水って蒸発すると普通は色が濃くなるはず。
水分だけが蒸発して,色素の成分が残るので,科学的に考えれば色は濃くなるはずです。
これは…固くなるとき何が起こっているか,どのくらいでどう固くなるのか確認しなくては!
ってことで,30分おきに観察してみました~
結果は…
5分くらいで大体膜は出来上がる。
アルギン酸水溶液から出して,空気中に放置していると
膜が破れて中の液体が染み出して,その後水分だけ蒸発していく。
そして色素の成分は…
なんか粉っぽい部分があるので,ひょっとしたら集まったのかも。
ってことが分かりました。
うん。楽しい。これはめちゃめちゃ楽しい。
やってみなくちゃ分からない
聖徳リケジョ実験室でした~