秋晴れ
張替 起子 2020.09.30
取手聖徳女子中高には2つのグラウンドがあります。メインは400mトラックを擁する第1グラウンド,そして,校舎裏手の第2グラウンド。
芝生が美しいグラウンドです。その第2グラウンドの端にあるいちょうの木に,銀杏の実がたくさんなっています。
独独の香りのあるこの黄色い実。食べられるように加工するのは,なかなか大変です。まず,水を張ったバケツに入れて,黄色の果肉をふやかして取ります。これが大変!水洗いをしたら,白い殻に包まれた種を天日干しします。ここまできちんと処理すると,あの独特の香りはなくなります。
そして,ペンチの根元を使って割れ目を入れ,封筒に入れて電子レンジでチンすると硬い殻が割れ,緑のつややかな実がでてきます。
第2駐車場とグラウンドの境のところにあるこの木。今年は当たり年のようで,たくさんの実が落ちいてるのですが……。校地の奥まったところにあるので,拾う人もなく,そのままになっています。私も,毎年,もったいないとは感じていても,拾って加工する手間を考えるとそのままにしてしまいます。