イギリス語学研修 7月10日(水)シェイクスピアゆかりの地ストラットフォードへ!
2019.07.12
今日から各クラス2名ずつ英国人の学生アシスタントが英語の授業に加わりました。アシスタントたちも皆、高校生から大学生なので、同年代として話しやすく、昨日よりもたくさん質問したり英語を使っている様子がみられました。
ホストファミリーの方々や英国人教員だけではなく、同年代の英国人学生と話す機会が沢山ありますので、遠慮せずに勇気を出して、積極的にどんどん自分から声を掛けていきましょう!
今日は、午後からイギリスが世界に誇る文豪「シェイクスピア」生誕の地、Stratford-upon-Avonへ出かけました。世界中のシェイクスピアファンが集まるこの町は、シェイクスピアの“生家”、彼が晩年過ごした屋敷跡 “ニュープレイス”、そしてシェイクスピアのお墓のある“ホーリートリニティチャーチ”など見どころが沢山あります。午前中の授業で、シェイクスピアの生い立ちや作品の紹介、今日の見どころの説明がされたので、準備万端です!
まず訪れたのは、シェイクスピアの生家です。生家博物館は、近代的な建物と、シェイクスピアの生家、そしてショップが入っている建物の、3つの建物で構成されています。まずは、最初の建物で5分程のシェイクスピアに関するビデオを観ました。その後、生家へ。家の中には、当時の生活が再現された寝室や台所、シェイクスピアの父親(ジョン)が働いていた革製品工房の仕事場なども見ることができ、各部屋で当時の洋服に身を包んだボランティアガイドが英語で説明をしてくれました。皆さん、熱心に耳を傾けていました。当時の人々は迷信深く、小さな男の子は悪魔に魂を抜かれてしまうので5、6歳になるまで女の子の格好をさせられていたこと、革製品は部屋の中ではなく窓辺につるさげて販売していたこと、などの説明がありました。また、その頃の農夫の手袋は3つ指だったとか!
生家の中庭では「ソネット」や「ロミオ&ジュリエット」といった作品を俳優たちが披露していました。
その後は、ニュープレイスやシェイクスピアが幼少の頃に通っていた学校などを見学しながら、チューダー朝の建物が多く残る街の中を歩くこと30分、シェイクスピアのお墓のあるホーリートリニティ教会へ。教会のすぐ側を流れるエイボン川のほとりは、花と緑が彩る綺麗な景色に囲まれています。そんな綺麗な景色を眺めながら、ストラットフォードの町を散策しました。
約1時間のフリータイムでは、シェイクスピアにまつわるグッズやテディベアをお土産として購入したり、アイスクリームを食べたり、それぞれの時間を楽しみました。「すごくお得に紅茶が買えました!」「お店の人に中身を聞いたら、写真を見せてくれました。」と、英語レッスンの成果(?)がショッピングにも出てきてるようです。