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イギリス語学研修 7月12日(金)世界遺産の街“バース”へ
2019.07.13
今日もお天に恵まれ、皆さん快晴の中登校しました。
午前中の英語の授業では午後に行くバースの説明と、イギリスの食べ物を体験する「フード・テイスティング」を通して、食べ物や味を説明する英語表現を学びました。
English Teacher: Which one do you like? How do you describe it?
の質問に「Sour.」「I like this because it is mild.」「I don’t like this smell!」と元気よく答えています。英語レッスンにもだいぶ慣れて、英語がスムーズに口から出てくるようになりました。
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今日はチェルトナムから南へ約70キロに位置する世界遺産の街バースを訪れました。
街全体が世界遺産に登録されており、歴史を感じる統一感のある街並みがとても美しいです。バースは、お風呂の語源ともなっており、今でも温泉が沸き出ています。ローマ時代には湯治場や信仰の場として栄え、18世紀には温泉保養地や上流階級の華やかな社交の場として注目されました。今も街には当時のジョージ王朝様式の建物が多く残っています。この街の多くの建物は、この地方で採れるバース・ストーンという石で建てられており、街全体が美しく調和されています。
バスを下車してから、English teacher(ET)についてロイヤル・クレッセントまで歩きました。
途中、様々なお店の前を通りETが説明をしてくれましたが、みんな説明に耳を傾けながらも「このお店後で来られますか?」と心は本日最後に待ち構えている“フリータイム”へ飛んでいる様子。
まず「ロイヤル・クレッセント」の手前にある「ザ・サーカス」で説明を聞きました。「ザ・サーカス」は、円形状建物を3分割にしてあるテラスハウス(集合住宅)です。ロイヤル・クレッセントもザ・サーカスも、街の復興に力を入れていた18世紀中頃に建てられ、ジョン・ウッドという親子の建築家によって設計されました。「ザ・サーカス」は父ジョン・ウッドにより、「ロイヤル・クレセント」は息子ジョン・ウッド・Juniorにより設計され、ローマ時代の栄華を再現するような壮大かつ美しい建築物です。 「ロイヤル・クレセント」前には広い芝生が広がっていて、その芝の広場につながるように大きなヴィクトリア・パークがあります。色とりどりの花が咲く花壇や、子どもの遊べる遊戯の整ったエリアもあります。今日はバースにある大学の卒業式だったようで、ガウンを着た沢山の学生が公園でお祝いをしていました。
皆さんも、公園でランチタイムです。お天気が良かったので、それぞれ芝生の上でホストファミリーが用意してくれたランチを頂きました。
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ランチの後は、バース博物館(ローマ浴場遺跡の博物館)に入場しました。
入り口でオーディオガイドを借りて、色々な説明を聞きながら回りました。実際にお湯がぼこぼこと湧き出ているところや、ローマ時代の建設技術の展示、発掘された基礎部分の遺跡など、下の階にある大きなお風呂に来るまでにも、たくさんの見どころがあります。大きな浴場には、ローマ時代の服を着てローマ人になりきっている役者の方々もいました。出口手間には、鉱泉水を試飲したリ触ってみたりできるコーナーもありました。
見学後は、お待ちかねのフリータイムです。約1時間でしたが、集合場所に集まった皆さんの手にはお買物バッグが沢山!お天気が良かったので冷たい飲み物を飲んだり、ショッピングをしたりと、楽しいフリータイムになったようです。
本日、川並校長先生が到着なさいました。午前中の英語レッスンを熱心に見学なさり、午後の遠足にも同行してくださいました。
生徒さんたちが帰宅する前には「今日のことをホストファミリーにどうやって伝えるか、バスの中で考えておくと良いですよ!」とアドバイスを頂きました。皆さんも、今晩は、ホストとバースの話題でもりあがることでしょう。
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