JICA 高校生国際協力実体験プログラム 2019
2019.12.09
12月7日(土)JICA筑波センターにて実施された[ JICA 高校生国際協力実体験プログラム 2019 SDGsでつながる世界と私たち ]に,本校の5年生(高校2年生)5名が参加しました。以下,引率した西浦教諭の報告です。
午前中は,こども国連環境推進協会 事務局長の 井澤友郭さん のレゴブロックを使ったワークショップでした。
イントロダクションでは,レゴブロックを使っての自己紹介。同じ色・同じ形のブロックを使っていても,そこに付与する意味は人それぞれ違うということ,なんとなくこれを選んだではなく,自分の思いを言語化し,相手に伝えることの大切さを学びました。
その後は,世界の問題や人が取り残されている状態をレゴブロックで表現し,グループで共有し,世界をメタで(高次の視点に立って)見る経験をしました。
「あなたの思っている貧困と私の思っている貧困は違うね」と認めること。大切なことは,違和感を口にすること,生ぬるい共感で終わらないことだと,活動を通して思いは1つに繋がりました。
お昼は様々な国出身の研修員の皆さんと一緒に食事をしました。
午後はグループで課題を1つ選び,その課題解決後の理想の世界を構想し,理想の実現方法を考え,SDGsと関連づけるワークショップを実施しました。
本校の5名の生徒たちは本当によく取り組みました。彼女たちは「学校の環境問題を解決したい」という課題を設定し,行動計画を考えています。
この思いが,次の行動に繋がることを楽しみにしたいと思います。