間伐材で作った「木のおもちゃ」を取手市の保育園へ
2020.10.20
令和2年10月19日(月)取手市役所にて,間伐材で作った木のおもちゃの公立保育所への寄付プロジェクトの第1回受け渡しを実施しました。授業で作品制作にあたった小山美杏さん(中学3年),コロナ対策の処理を施した「造形美術」の選択者 落合 優さん(5年・高校2年)が代表して,取手市の副市長 吉田雅弘様に手渡しました。
このおもちゃの材料となった間伐材は,本校生徒たちが宿泊学習で訪れる「かすがの森」<長野県佐久市望月>で,長野県庁・佐久林業組合からいただいたものです。本校は,中学生の技術・家庭で使用する木材も,本校用特注の長野産間伐材を使用しています。
「木のおもちゃ」は,今日から取手市立なないろ保育所で使われる予定です。今後,毎年1カ所ずつ全6カ所公立保育所への寄付の継続を目指しています。
以下,贈呈にあたっての生徒のコメントです。
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私は吉田保育所(統合後,現なないろ保育所)を卒園しました。
このおもちゃは,本来であれば捨てられてしまう長野県の間伐材を使用して,誰かのためになにか出来たらいいなという思いから作りました。 こだわって作ったところが何箇所かあって,子供たちに楽しく遊んでもらえるような可愛いデザインにしたり,遊ぶ時にささくれなどがあると大変なので,ツルツルになるまで磨いたりしました。もちろん一つ一つ丁寧に手作業で作りました。
今いる子どもたちには,当時の私のようにこれを使っておままごとをしたり,人形遊びをするなどして,のびのびと明るく自由な発想で,楽しく遊んで欲しいです。
今回の木のおもちゃプロジェクトは,取手市子育て支援課の皆さまにサポートいただき進めています。SDGsの学びを活かしたものづくり,生徒たちの活動は地域の方々に支えていただき,広がりを見せています。
* ≪木のおもちゃプロジェクト≫の詳細はこちら ⇒ 木のおもちゃ🐇プロジェクト